編集長のちゅうぞうです。
板橋3丁目の東板橋公園内にある「こども動物園」(本園)が大規模改修により長期休園します。
来園者は年間39万人以上という「こども動物園」。
板橋区の名所の一つといっても過言ではないですよね。
僕も休日にはよく子どもを連れていきます。
地図ではここ↓
住所は板橋区板橋3-50-1です。(東板橋公園内)
いたばしTIMESには、読者さまから「こども動物園」の休園について、もっと詳しい情報を教えてほしいという声が寄せられています。
ネットでチェックしてもあまり情報が出てないんですよね...。
現地の公園にも情報は特になし。
そんなわけで、板橋区役所のみどりと公園課で直接聞いてきました!
資料もいろいろ頂いたので、かいつまんで紹介してみますね。
改修後のイメージ。
【いつからいつまで休園するの?】
休園期間は2018年7月2日(月)から2020年夏頃まで(予定)。
休園前の最終営業日は7月1日(日)。
約2年もの休園。
え?そんなに長いの?
けっこうショックを受ける人も少なくないはず...。
改修後イメージ。
再開の予定は、詳細が決まり次第、板橋区HPや「広報いたばし」で知らせてくれるそうです。
【なんで休園するの?】
こども動物園は、昭和 50 年の開設以来、本格的な改修が行われておらず、建物の老朽化に加え、飼育空間も手狭であり、根本的な解決が望まれています。
また、東板橋公園のある板橋・加賀地域は、近年子育て世代向けのマンションが数多く建設されており、未就学児を連れた公園利用者も多く見られます。
しかし現状では、親子が安心して休息できるレストコーナーなど、利便性を高める施設が少ないため、これらの充実を図る視点からも再整備を行います。
なるほど…。
老朽化のためのリニューアル、利便性向上のためなんですね。
改修後イメージ。(管理棟周辺)
【どんな風に変わるの?】
ファミリー層を対象とした子育て支援を考慮し、新たに授乳室や小さな子どもが遊べる室内広場、赤ちゃんの駅、こども専用トイレ等を管理棟内に整備します。
また、畜舎棟等建物は屋根や壁面を緑化し、環境への配慮と園内景観との調和を図ります。
さらにヤギの渡り橋を新たに整備することで、高い場所を好むヤギの行動を誘発させ、屋根に登ったり橋を渡るヤギを観察できるようにします。
これにより、来園者に動物へのさらなる興味と理解を深めてもらえることを目指します。
改修後イメージ。(広場)
屋根を緑化して、ヤギが登るってすごい!
ヤギの渡り橋も楽しみすぎる。
そういえば、ヤギは高いところが好きって教えてもらったことがありました。
【動物の種類はどうなるの?】
いなくなる動物、新しくやってくる動物はどうなるんでしょう...?
あらたな動物として、リクガメとミニチュアホースを導入する予定で、検討を進めています。
その他は現在の動物(ヤギ・ヒツジ・ポニー・ウサギ・モルモット・リス・シカ)を引き続き飼育する予定です。
なお、現在の飼育動物の内フラミンゴ(2羽)については、飼育空間の問題と個体への負担を考慮し、今回の改修に伴う引っ越しに併せ、別の動物施設で飼育してもらう予定です。
フラミンゴたちにさよならを言わなくちゃ。
【休園中に動物たちはどこに行くの?】
休園中、動物たちはどこに行くのだろう...?
休園期間中は高島平のこども動物園(分園)に移し、運営するそうです。
(すべての動物ではないらしい)
高島平のこども動物園はここ↓
住所は板橋区高島平8-24-1です。
最寄り駅は三田線・高島平駅ですね。
こども動物園高島平分園は、これまで通り営業します。
【さいごに】
昭和50年の開設以来、初めての本格的な大規模改修。僕自身も小学生の頃から利用していますが、たしかに当時からあまり変わっていないような...。
2年間の休園は悲しいですが、リニューアル後はより魅力的なこども動物園に生まれ変わりそう。
改修までもう少し猶予があります。
たっぷり遊んで、心残りなく休園を迎えたいですね。
ポニーはリニューアル後も復活予定。
ちなみに、休園期間中に東板橋公園での出張動物園が開催される予定なんですって。
これはうれしい!
内容と日程が決まり次第、園内掲示や板橋区HPで知らせてくれるみたいですよ。
※読者さま、情報提供ありがとうございました!
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