板橋区では、「可燃ごみ」として収集していたプラスチックを、2024年4月から「資源」として回収します。
プラスチックが海や河川に流出することが原因の一つである海洋汚染問題や地球温暖化による気候変動など、プラスチックが環境に与える負荷が世界的に問題になっています。
そこで現在、可燃ごみとして扱っているプラスチックを資源化して有効活用することで、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出削減や、最終処分場の延命を図り、環境への負担軽減、ゼロカーボンいたばし2050及びSDGsの理念への貢献を図ります。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
以下引用すべて板橋区公式サイトより
地球温暖化防止や海洋プラスチック汚染対策のために、必要な取り組みなんですね。
現在、「可燃ごみ」として収集されたプラスチックは、清掃工場で焼却されます。焼却した後、焼却灰は東京都が管理する「新海面処分場」に埋立処分されます。
埋立処分場の残余年数はおおむね50年以上は確保できると推定されています。しかし、「新海面処分場」は東京港内最後の埋立処分場です。
この最後の処分場をできる限り長く使用するため、ごみの減量などに取り組む必要があります。
恥ずかしながら、超高温で焼却したら完全燃焼とかで何も残らないんだと思っていました。
焼却灰を運び入れる埋立地にも限界が!たいへんですね。
2024年4月から始まる新しいごみ回収の方法を一部ピックアップしてご紹介します。
※記事は下に続きます
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資源として回収するプラスチック
①「容器包装プラスチック」(プラマークがついているもの)
②「製品プラスチック」(プラスチック素材だけでできている製品)
資源として回収できないもの
汚れが落ちないプラスチック
(例)接着剤の容器など
在宅医療用のプラスチック
(例)点滴バッグ、CAPDバッグや付属するチューブ、その他医療行為に伴うプラスチックなど
最大辺がおおむね 30センチメートル以上のもの
(例)衣装箱など
金属や刃物を含むプラスチック
(例)カミソリやライターなど
プラスチックの出し方
・汚れは布で拭きとるか水ですすいで落とす。
・透明・半透明の中身の見える袋に入れる。
・袋は一重にする。(入れた袋をさらに別の大きな袋にまとめて入れるなど二重にならないようにする)
・「資源」の回収日(週1回)に集積所に出す。
「プラスチックの出し方」動画が板橋区公式チャンネルに公開されています。
住民説明会
2023年10月~12月に区内各所で住民説明会が開かれます。
(10月は計16回、11月は計17回、12月は計12回実施予定)
詳しい日時・場所はこちらをご確認ください。
※KCNAKAさん、ATSUKOさん、読者さま、情報提供ありがとうございました!