板橋区の荒川河川敷に「自然体験型アーバンリバーパーク」が誕生へ。

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板橋区の荒川河川敷に「自然体験型アーバンリバーパーク」が誕生します。

(出典:以降の画像は全て板橋区公式サイト

板橋区が発表した、板橋区かわまちづくり基本構想。
その名も「ITTA KAWAMACHI PROJECT」。

コンセプトは「自然体験型アーバンリバーパーク」。

全長4.3kmに及ぶ広大なオープンスペースである荒川河川敷は、都市化された板橋区における貴重な空間であるとともに、自然に触れ合える場、レクリエーションを楽しめる場、震災時の防災拠点としての場など、新たな価値を生み出す大きな可能性を秘めています。

板橋区は、この魅力的な荒川河川敷の価値を最大限に引き出し、板橋区のブランドとして創造・発信することで、交流人口の増加やにぎわいの創出につながる水辺空間を形成していきます。

板橋区公式サイトより

このワクワクする壮大なプロジェクト。

要点だけざっくり知りたいという方のために、超ウルトラダイジェスト版にしてご紹介します。

詳しく知りたいという方は、板橋区公式サイトで確認してください。
板橋区公式サイト
基本構想PDF資料

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

まずは荒川河川敷の位置を確認。
図の上部、板橋区と戸田市との境界線にある緑の破線エリアです。
荒川と河川敷。
生物生態園の自然地。
これが東京23区にある奇跡を感じますね。
このプロジェクトは第1期(2022年度〜2025年度)と第2期(2025年度以降)に分けられます。

第1期 かわまちづくり整備(2022年度〜2025年度)

(連絡通路のイメージ)

<整備内容>
新河岸陸上競技場から荒川の堤防を通り避難できるルートを確保するため、連絡通路を整備します。

目的は大きく2つ。

●河川敷利用者が陸上競技場の更衣室やトイレ等を活用できることで便利に。

●荒川の氾濫時に陸上競技場が「緊急一時退避場所」になる。
整備する連絡通路から浸水地域外に脱出できる。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

第2期かわまちづくり整備(2025年度以降)

※詳細は「板橋区かわまちづくり基本計画」で決定します。

全体整備イメージ図。

ざっくりと5つのゾーンに分かれています。

●スポーツ・カルチャー発信ゾーン
●水辺のにぎわい・アウトドアゾーン
●自然・環境ゾーン
●アクティビティゾーン
●スポーツゾーン

そして、これらのゾーンをつなぐ、親水プロムナード(ボードウォーク)も。

各ゾーンのイメージを見ていきましょう。

スポーツ・カルチャー発信ゾーン

●ラグビー場
●音楽フェスやグランドゴルフ大会などができる空間

が、このエリアに整備されます。
すごい…!

水辺のにぎわい・アウトドアゾーン

親水広場。
子どもの楽園ですね。

イメージ画像の奥にはコテージも。
キャンプ場もできるようです。

河川敷内の移動手段には、「ITTA TRAIN」と呼ばれる乗り物が登場。

この赤いデザインを見てピンとくる人も多いかも。

池袋エリアで走っているコミュニティバス「IKEBUS」をデザインした水戸岡鋭治さんが描いたもの。

水戸岡さんは、このプロジェクトの基本計画(2024年度策定予定)の総合監修も務めます。

フローティングスペース(カフェスペースなど)

まるでテーマパークのようなワクワク感。
こんな場所が本当にできたらすごいな。

お店やトイレなどは、このような可動式コンテナが活用されます。

自然・環境ゾーン

このゾーンでは、生物生態園・リサイクルプラザが活用されます。

こんなボードウォークがあったら歩きたくなっちゃいますね。

アクティビティゾーン・スポーツゾーン

元々野球場があるこのエリアには、新たに「マウンテンバイクコース」が整備されます。

第2期以降の整備の基本的考え方

国と区、それぞれ整備を実施する場所まで書いてあります。

<区が整備>
●ラグビー場
●キャンプ場
●フローティングレストラン(カフェ)
●マウンテンバイクコース

<国と区が協働整備>
●親水広場(大型ボードウォーク)
●親水プロムナード(ボードウォーク)※区が維持管理

国と区の役割分担を含め詳細については、「板橋区かわまちづくり基本計画」で決定します。


荒川河川敷が自然体験型アーバンリバーパークに。
こんなにワクワクするプロジェクトが進んでいたんですね。


プロジェクトについて詳しく知りたいという方は、板橋区公式サイトもチェックしてみてください。

板橋区公式サイト
基本構想PDF資料