最寄り駅と呼べそうな駅はなく、志村坂上・ときわ台・上板橋を三角形で結んだ真ん中ぐらいに位置しています。
もはや秘境。
地図ではここ↓
住所は板橋区前野町2-27-8です。
店に向かって左はジョーシン、イオンスタイル、さやの湯、見次公園へと続く↓
その反対側は川越街道へと続きます↓
店内の様子↓
カウンター、テーブル席と小上がりもありました。
見た目以上に収容できる気がします。
ランチタイムには地元の人たちでいっぱい。
相当な人気ぶり。
メニュー↓
ラーメン600円~とここまでは良心的な町中華メニューたちですが......
一品料理メニュー↓
うぉ!けっこうないい値段。
このお店を教えてくれた友人は「四川麻婆豆腐」を絶賛していたのですが、聞いたら定食では存在していないと。
食べるには単品で注文して白飯と組み合わせるしかない...。
きっとランチで食べるメニューではなく、夜にグループでシェアすべき一品なのでしょう。
しかし、ここまで来て引くわけにはいかない。
なので「四川麻婆豆腐」(1300円)、白飯(250円)をオーダー↓
おお!
ただものではない麻婆豆腐がやってきた。
スープと漬物はサービスで添えてくれたっぽい。
花山椒をはじめとするいろいろな中華系スパイスが複雑で刺激的な香りを演出。
そして、この自家製ラー油がはんぱない。
とろみをつける、いわゆる古典的な和式麻婆豆腐とは一線を画しています。
口の中に入れると...
むほぅ!
スパイスの香りと辛みが全身を駆けめぐります。
ごはんが進みすぎる。
おかずとご飯の調整力に自信がない人は白飯を大盛りにした方がいいでしょう。
辛みはもちろん、それ以上の旨味がセットになっています。
「旨辛」という言葉がこんなにふさわしい料理はそうそうないのでは。
特筆すべきは、熱々さが最後まで持続すること。
ハフホフ言いっぱなし。
頭の毛穴が開いていくのを感じます...。
きっと、このラー油の成せる技なのでしょう。
最初はラー油をすくわないようにして食べていましたが...
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...やっちまった↓
あの大量のラー油は一体どこへ...?
って答えは一つしかありませんね(笑)
こんなに大量のラー油が体内に入ったのはおそらく人生初ですが…、うーん、アヒージョを欲張って食べたイメージで自分の気持ちを処理しました。
町中華のランチで1500円オーバーはちょっとという人はシェアできるように複数で訪れた方がよさそうですね。
でも、このすごい四川麻婆豆腐を独り占めできることはプライスレス。
きっと私はまた一人で来てしまう。
吉祥軒
板橋区前野町2-27-8
03-5392-6139
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜20:30
定休日:火曜、第3水曜
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