板橋区民まつり2016に出る飲食店の中でも大注目の人気カレー店のコラボ。
大山『ライモンディ』と板橋本町『AK Corner』(エイケイコーナー)が2日間限定でタッグを組み、板橋区民まつりだけのためのNEWカレーをひっさげて出店をだすという夢の企画。
◇関連記事
秋の祭典『板橋区民まつり2016』まとめ。10/15(土)・16(日)に開催。
そう、まるでいつかの24時間テレビが番組放送中に名曲「サライ」を作ってしまったことに似ている。
どんなカレーなの?とか、聞いたことあるお店だけどどんな店主さんなの?とか、サライとは全然別の話だろ、とかいろいろ思うと思うので、直接2店の店主さんたちにインタビューしてきました。
前回は【ライモンディ編】として、店主のユーキさんにお話しを伺いました。
◇関連記事
板橋区民まつりに出る人気カレー店のコラボが気になり過ぎて直接聞いてきた話【ライモンディ編】
今回はその続編【AKコーナー編】として店主の角(すみ)さんに直撃インタビューを試みた。
お店の場所はここ↓
住所は板橋区宮本町55-3です。
奥さんと2人で運営している『AK Corner』。
角さんは80ヵ国を旅した旅人料理人で、現地のお店で学んだ、カレーをはじめとする多国籍料理のクオリティの高さで人気を呼んでいます。
また、いつ行っても温かい対応で迎えてくれ、角さん夫婦と話すために来店している人も少なくない。
店主の角さん(以下AKコーナー)↓
今回のコラボカレーって?
(前回記事【ライモンディ編】で「桃栗3年柿8年ゆずは9年だよカレー」ということが明らかになりました)― 今回のコラボカレーのこだわりを教えてください
AKコーナー: 「桃栗3年柿8年ゆずは9年」の食材をすべて当て込んだところですね~。
元々はライモンディさんが区民まつりだから「クミン」(スパイスの一種)を使うんだって言ってて、面白い語呂合わせないかと思って、「クミン松りんごカレー」っていうのを僕が考えたんです。
でも、りんごはありきたりだし、松もカレーに隠れちゃうという話になって、もっといい語呂はないかという話になって(笑)
― 「桃栗3年柿8年ゆずは9年だよカレー」はどちらの発案だったんですか?
AKコーナー: どっちだったっけな…。よく覚えてないですね。
桃栗3年柿8年ってたしか続きがあったよねって話になって、ネットで調べたら「ゆずは9年」って出てきたんで、じゃあ”ゆず”も入れようと(笑)
― かなり試行錯誤されたんですか?
AKコーナー: 桃も栗も甘々になっちゃうんで、濃いソースの方が引き出すのかなと思ってます。桃栗柿とかただ入れるだけだと面白くないんでスモークにしてみたけど、うまくいかなくて…。
桃はバルサミコと赤ワインとちょっと砂糖いれて、けっこういい感じになりました。
柿はアチャール(インドの漬物)みたいにしました。
AKさんがインド人・ネパール人と同居していた時に習ったというバターチキンカレー↓
― コラボカレーの対象年齢は何歳以上ですか?
AKコーナー: けっこうスパイシーなんで、高校生ぐらいからかなぁ。小さい子どもには難しいかも。
― コラボカレー以外にも商品を出すんですか?
AKコーナー: チキン・マサラを販売します。サイドメニュー的なノリですね。チキン・マサラはもう少し小さい子でも食べれるかも。スパイシーですけどね。
ラオビア(ラオスのビール)も販売するので、ビールと一緒に食べれるかなと思って。
ちなみにライモンディさんは「ポークビンダル」とういインドのゴアの名物カレーを出すそうですよ。
AKコーナーで出してるチキン・マサラ↓
コラボについて
― ライモンディさんとはどんな風にやりとりしてるんですか?
AKコーナー: 電話で連絡とりあって、持ち寄って…自転車で大山のライモンディさんに行ってますよ。
― ライモンディさんにはどんな印象をお持ちですか?
AKコーナー: 最初はすごいゆる~い感じに見えますけど、実はすごいマジメ。
― え?そうなんですか?完全にゆる~いようにしか見えませが(笑)
AKコーナー: たとえば僕だったら、カレーはここまでの作業は仕込んでおくっていうラインがあるんですが、実はそれは注文入ってから合わせた方が味がいいものもあるんですよ。
ライモンディさんはそれ妥協せずに、調理してるんですよね。
僕は食べてすぐにわかりました。
― なるほどー。それを聞くとマジメに見えてきますね...
AKコーナー: だからライモンディさんを見ると、僕はもっと
マジメにやらないとなってすごい思うんですよ。
そういうところすごく尊敬してます。
出店の場所
― 出店の場所ってもう決まってるんですか?AKコーナー: 板橋一中に入って4つ目の場所です。文化会館の近くの中学校です。
楽しみにしている方へ
― 楽しみにしている方々多いと思いますがメッセージをどうぞー!AKコーナー: 正直、味よりも楽しむことを追求しました(笑)
面白いと感じてくれたらうれしいです!
さいごに
いかがでしたでしょうか?AKさんの温かい雰囲気が伝わりましたか?
どちらの方がマジメなのかはよくわからなくなってきましたが(笑)、2人ともカレーに対するこだわりの強さ、そして思いっきり楽しそうに取り組んでいることは共通していました。
板橋区民まつりでは、味よりも楽しさを。
ライモンディのユーキさんも「マジじゃないから(笑)」とは言ってましたが、2人のコラボに期待するなという方が無理ですよね。
当日は2人がマジメにふざけて作ったカレー、ひやかしに行きましょうか(笑)
※AKコーナー店主の角さん&奥さん、お忙しい中ありがとうございました!
※写真&記事にすることはライモンディさんとAKコーナーさんにご了承頂きました
◇関連記事
大山のカレー屋『ライモンディ』が水面下で人気を呼んでいる。
板橋本町の多国籍料理店『AK Corner』旅人の夜が最高すぎた話