読者の方から、おいしいお店だから行ってみてほしいとのメッセージを頂き、早速いってきました。
地図ではここ↓
住所は板橋区志村1-34-18です。
志村銀座商店街のドコモショップの隣ですね↓
女性オーナーの濱田さんにお話を伺うことができました。
以下、思いっきり関西弁で話されてるイメージで読んでみてください(笑)
― なんで明石焼のお店をやることになったんですか?
濱田さん: 神戸では明石焼きのお店を実家がやってましてね。
そっちは弟が継いでいるので、のれん分けしてやっていこうと思ったんです。
イートインもできます↓
― 表に”玉子焼”って書いてありますけど、玉子焼も売ってるんですか?
濱田さん: 「明石焼き」っていう言葉は最近言われるようになったけど、30~40年前は「玉子焼」って看板に書いてるお店も多かったんですよ。
濱田さん: 明石には明石焼のお店がたくさんあるから、それぞれのお店で個性があってね。
タコじゃなくて、しそ穴子を入れてるお店もあるんですよ。
その30年前ぐらいの看板を持ってきたので、お客さんから「え?玉子焼きなの」って聞かれることもあるんですけど売ってるのは明石焼です(笑)
店内の様子。こののれんも年代物らしい↓
― 「ジャンボ明石焼」って書いてますけど、大きいサイズなんですか?
濱田さん: このお店で使ってる明石焼を焼く銅板はね、別注で作ったもので〇〇万円するんですけどね(笑)
銅板をたたいて、深くしてるんです。
だから、ジャンボたこ焼きができるんですよ。
― へー!いろんな工夫がされてるんですね~
濱田さん: そうですねー。両親が当時考えて工夫していたんです。
明石焼を全国に広めたのはうちの実家の店ちゃうかなーって思うんですよ。
だって、全国の百貨店をまわってるのはうちのとこだけやったから。
北海道から沖縄の百貨店をまわってるうちに「会社にしなはれー」って人から言われて会社にして。
私もよく駆り出されてました。
移動式の道具を持ってるのもうちのとこだけやったし。
― すごい血統じゃないですか!?
濱田さん: だと思ってるんですけどね(笑)
明石焼を焼いてる様子↓
銅板だから返すのに使うのは木じゃないといけないらしい↓
テイクアウト用のできあがりっ↓
イートインではこんな感じででてきます↓
おお!
なんかかっこいい…。
まるでお蕎麦屋さんのような雰囲気あるなぁ。
めちゃめちゃ熱いから、崩してから食べた方がいいかもと言われたましたが…。
身をよじって、ほふほふしながら一気に食べました(笑)
美味しい!
― めちゃめちゃふわふわじゃないですか?
濱田さん: じん粉、葛粉(くずこ)が入ってまして、和菓子なんかに使われるものです。
これでとろみや粘り気をつくるんですよ。
そういう粉を調合して、ふわふわ感やとろとろ感にこだわってます。
濱田さん:昔はフェリーで来る方に販売していた時があるんですけど、フェリーで食べる時には出しが冷めてるから、たこ焼きしか食べないってことが多かったんですね。
それで両親が改良して、出しにつけなくても美味しく食べられるように生地に出しの風味を加えたんです。
― じゃあこれも出しをつけなくてもいいぐらいなんですか?
濱田さん: つけなくても美味しく食べられます。だからうちの出しはちょっと薄味。
― なんで板橋の志村っていう場所を選んだんですか?
濱田さん: 関西からこっちに探しにこれなかったんで、ネットで”商店街”をキーワードに探したんです。
バス道だったから人もよく通るだろうと思って。
お店の間口がちょうど対面販売にいいから、それで決めたんです。
居抜きで、この対面販売のスペースってなかなかないですからね。
テーブル席もありました↓
― まだいろいろ準備中みたいですけど、どんな
感じのお店になっていくんですか?
濱田さん: いろいろ計画はあるんですが、なにぶん一人でやってるんでねー。
商店街の人たちが「こーしぃ、あーしぃ」って教えてくれるんですけど、お金も時間も追いついてないんですよね(笑)
今後はスポーツ観戦しながら、明石焼き食べて飲んで、スポーツバーっぽい感じにしたいと思ってるんです。
野球中継が終わる22時ぐらいまでは開けたいなぁって。
それで野球が終わったら、「はい、解散!」みたいな感じで(笑)
― 明石焼き以外のメニューも増えてくるんですか?
濱田さん: ワイワイにぎやかになってきたら考えます(笑)
営業時間。まだこれから変わっていく予定↓
― 板橋の皆さんに伝えたいことはありますか?
濱田さん: 焼きたてを食べてもらうには5~6分待ってもらわないといけなくて...。
外で待つ方には、これから寒くなるのに、ごっついお待たせしちゃうと思うんですよー。
それはお伝えしておきたいです。
すごいいろいろ話したけど、そんなもん関係なく、美味しいって言ってもらえるのがうれしいです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。オーナーの雰囲気伝わるかなぁ...。
多分年下の私がいうのもなんですが、なんとも言えない愛嬌のある方で、お話し中めっちゃ笑わせてもらいました。
オーナーさんと話したくて、来る人でいっぱいになりそう。
皆でお店で野球観戦してるのが目に浮かびます。
まだいろいろ準備中なので、少し長い目で見守っていきましょう。
※Oさん、情報提供ありがとうございました!
明石焼 濱(はま)
板橋区志村1-34-18
営業時間: 12:00~19:00 ※変更予定あり
定休日: 土曜