板橋区が児童養護施設の卒園者を支援するためのクラウドファンディングを開始してる。

板橋区が児童養護施設の卒園者を支援するためのクラウドファンディングを実施しています。

児童養護施設や里親家庭等で育った社会的養護経験者に対し、住まいにかかる費用や医療費等の助成と相談場所の提供等を通じ、経済的支援と相談支援の両輪で子どもたちの自立を支援します。

令和5年4月3日正午より寄付の募集を開始します。
皆様からの温かいご支援をお待ちしております。
以降の引用文は板橋区公式サイトより

このプロジェクトは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング形式で実施されています。

インターネットで寄付ができる「ふるさとチョイス」
→こちら

※記事は下に続きます

プロジェクトの趣旨

区ではこれまで「児童養護施設卒園者住まい応援プロジェクト」によって、進学する区児童養護施設卒園者に対して家賃助成を実施してきました。

しかし、まだまだ支援を必要としている声が多いのが現状です。

通常、児童養護施設や里親家庭等で育った社会的養護経験者は、生活環境が整わないまま18歳で措置が解除され、自立することが求められます。

そのため、措置解除後は貧困や孤独に陥りやすい傾向にあります。

不安を抱えたまま自立していく若者を誰一人取り残さないよう、子どもたちの自立を社会全体で支えていくことが必要です。