「熊野町交差点レトロ空間」が2026年6月で終了へ

  • URLをコピーする
  • Xでシェアする
  • lineでシェアする
  • facebookでシェアする

こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。

熊野町交差点レトロ空間」が終了する。
そんな情報が寄せられて、すわ!それは一大事と飛び跳ねて現地に向かいました。

訪問したのは2026年5月30日。

SNSでまことしやかに流れていた5月で終了の噂。
そんなこともあってか、深夜なのに多くの人が訪れていました。

地図ではここ↓

板橋区熊野町11-3

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

夜に来たのは久しぶりだったのですが、以前とは比べ物にならないパワーアップ具合。

もはやちょっとした遊園地のようでした。

土地のギリギリまでレトログッズが並んでいます。
圧倒的なレトロ空間。
板橋で今最もホットな珍スポといってもいいかもしれません。
中央付近にある花に包まれた車。
この花自動車は1935年のフランスの車らしく、当時タクシーとして日本で使用されたものなんだとか。
こちらのレトロカーに目をやると…
ヒィイイイ!
そこかしこに、作り手のユーモアが散りばめられていました。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

この空間が本当に終了してしまうのか、その真偽を確かめに急いでやってきたのに、うっかり見物モードに入っている自分がいました。
くまなくチェックしましたが、終了してしまうといった告知はどこにもありません。
終了というのは誤情報だったのか…?

と思い始めた時。

このレトロ空間の創造主、池袋の不動産王こと加藤正衛さんに遭遇できました。

この時点で23時過ぎでしたが、こんな時間までいらっしゃるんですね。

まず大事なこと。
5月末で終了の噂は本当なのかを聞いてみると、

5月末ではないけど、2026年6月25日で終了予定とのことです。

このレトロ空間を始めてから4年。
ご自身の健康面を考えて、区切りをつけようと終了を決めたそうです。

跡地にはビルが建設される予定とか。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

このレトログッズはどうなってしまうのかを尋ねたら…

6月25日になって、まだやれると自分が思えば、板橋区小豆沢に土地があるからそこに移転するかも?とのこと。

あと、大宮にも土地があるからそっちでもやるかも?とのことでした。

あくまで日付や場所は予定であり、変更する可能性もあるそうです。

5月で終了する噂があったんですけど、何か心当たりはありませんか?とも聞いたんですね。

そしたら、

ネット番組に出演した際に、そんなようなことを言ったかもしれない、と。

「よく覚えてないんだよ」

とのことでした。

そもそも、この場所にこんなぶっ飛んだ空間を作ろうと思ったきっかけは、目の前の熊野町交差点でした。

当時、全国の交通事故多発交差点ランキング・ワースト1位になってしまった交差点。

「交通事故を減らしたい」という思いから、黄金の釈迦如来座像を設置。
釈迦像の前には賽銭箱。
この賽銭は全て被災地へ寄付されます。
この土地の所有者である加藤さんは、収集していた骨董品のコレクションを次々と設置していき、今の状態になりました。

(加藤さんは以前、池袋で「歴史発見館」という博物館も運営されていました)

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

でも、こんな高価な骨董品を並べて、盗まれたり、イタズラされたりしないんですか?と聞いてみたら、

ほとんどない、とのこと。

とはいえ、現地にはWEBカメラが設置してあり、その様子を自宅で眺めるのが好きなんだとか。

たまにイタズラしたり、乱暴に扱う人を見かけると、レトロ空間につながっているマイクで注意するそうです。
すると、注意された人は釈迦像に深々と頭を下げて去っていくとか。

なんだか日本昔ばなしのようですが、令和の現代の実話なんです。笑

空間には、そこかしこにメッセージを書く場所が用意されています。
加藤さんはこのメッセージに全て目を通しているそうです。

メッセージの束をポケットから取り出し、とても嬉しそうにそのメッセージを見せてくれました。

レトロ空間の並びの以前「まぜ麺」だった場所、今は加藤さんのコレクションの販売店になっていました。
「店内のもの なんでも販売」
値段は100円から。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

店内も想像を超えてくる空間でした。笑
営業時間は不定期。
加藤さんがいる時は開けるし、離れる時は閉めるそうです。
買いたいものがあったら、加藤さんに伝えます。
すると「それは◯◯円」と即答されます。

外に設置しているものの場合は、ドライバーを渡されて購入者が取るスタイル。

一周回って斬新です!

「こんなことするバカは他にいないだろう??」と聞かれたので、

思わず「はい」と答えると…

「そうだろう」と言って、大きく笑っていたのが印象的でした。

去年のクリスマスには、加藤さんはサンタクロースに扮して、子どもたちにプレゼントを配って回ったそうです。

現代の傾奇者といったらいいのか、
僕には、もう加藤さんは本物のサンタクロースやお釈迦様のように映っていました。

その屈託のない言動には、生きるヒントというか、人生の示唆が多く含まれているような気持ちになってしまいます。

この4年間、熊野町交差点を彩ってきたレトロ空間は2026年6月25日に終了予定です。

気になっていた方、以前見てから時間が経っている方は、早めに見納めに行っておくと良さそう。

現場からは以上です!


※熱湯安価さん、読者さま、情報提供ありがとうございました!