ライターのATSUKOです。
甘いモノ好きのワタシ(^-^;
6月になると、和菓子の「水無月(みなづき)」が食べたくなります。
水無月とは…
6月の神事、宮中行事に由来するとも言われる和菓子です。
三角形は氷室の氷をあらわし、小豆は邪気を祓うといわれています。
独特なコシのあるもちっとしたういろうは素朴な甘さで、さわやかな涼を感じられます。
(「とくたけ」の店頭のポスターから)
関西ではポピュラーなお菓子で、スーパーでもザクザクと売られています。
ちょうど、お彼岸のおはぎや、端午の節句の柏餅のような季節菓子です。
でも関東では少ない。
毎年、池袋のデパ地下を回ってみますが、有名な和菓子屋さんでも扱っていなかったりします。
では、板橋区ではどうなのかな?
区内の和菓子屋さんを巡ってみました。
【とくたけ:仲宿】
仲宿商店街と国道17号をつなぐ通りにあります。
地図ではココ↓
板橋区仲宿55-7です。
店頭にも水無月の説明がありました。
ホントにもっちりとした食感が楽しめました。
(1コ150円)
ご主人にお話を伺いました。
「手間はかかるけれど、季節感を大事にできるので、自分の代から始めています」
とくたけ
板橋区仲宿55-7
03-3962-4549
営業時間:8:00~20:00
定休日:木曜日
公式サイトはこちら
【菓匠 新月堂:仲宿】
仲宿商店街のスーパーライフの向かいです。
地図ではココ↓
板橋区仲宿55-11です。
透明感があって、氷のイメージがします。(1コ195円)
奥様にお話を伺いました。
「夏越しの祓いで水無月を食べて、残り半年の無病息災を祈る。
和菓子にそんな力があるなんて、ステキだと思いますよ」
そうですね。
水無月を食べると、あと半年~、と思います。
菓匠 新月堂
板橋区仲宿55-11
03-3961-2025
営業時間:9:30~20:00
定休日:水曜日
公式サイトはこちら
【御菓子司 小川家:蓮根】
植村冒険館と同じ通りにあります。
地図ではココ↓
板橋区蓮根2-17-8です。
黒糖をベースにしています。ういろうはとても柔らかでした。(1コ130円)
ご主人にお話を伺いました。
「水無月を関東の人に知ってもらいたくて始めました」
そもそも、ういろうは西のもので、関東にはなじみが薄いのだそうです。
あら、そうなんですね!
ワタシは好きですよ~ういろう。
御菓子司 小川家
板橋区蓮根2-17-8
03-3966-1355
営業時間:8:30~19:00(日曜日~18:00)
定休日:火曜日
【御菓子処 岡田屋:大山】
ハッピーロード大山にあるお店です。
地図ではココ↓
板橋区大山町6-1です。
ういろうに小豆が乗った正統派。
2年くらい前から季節商品として始めたそうです。(1コ130円)
御菓子処 岡田屋
板橋区大山町6-1
03-3956-4208
営業時間:9:30~20:00
定休日:火曜日
【御菓子司 泉屋:ときわ台】
ときわ台駅北口ロータリーにあるお店です。
地図ではココ↓
板橋区常盤台1-2-2です。
もっちりとした食感だけでなく、ういろうの独特の風味が味わえました。
茶道の先生に頼まれて作るようになったとのこと。
なるほど、お茶席の季節感を演出しているのですね。
(1コ180円)
泉屋さんの店頭ウィンドウには、お菓子の木型がたくさん飾られています。
御菓子司 泉屋
板橋区常盤台1-2-2
03-3960-3677
営業時間:9:00~20:00
定休日:無休
【ひと本 石田屋:上板橋】
上板橋駅南口の商店街にあります。
地図ではココ↓
板橋区上板橋2-32-16です。
三角形を2つ組み合わせて四角形に。
味も白ういろうにあずきを乗せたものと、黒糖のういろうに栗を乗せたものの2種類。
黒糖ういろうの方が甘めでした。
(白ういろう×2、黒糖ういろう×2、白と黒糖×1 合計5コ入りで350円
写真右は、一口サイズを集めて130円)
※水曜日は水無月の販売はありません。
午前中に行ったら、名物のどら焼も買えました(^-^;
ひと本 石田屋
板橋区上板橋2-32-16
03-3933-3305
営業時間:8:45~17:45
定休日:火曜日
公式サイトはこちら
【おわりに】
ようかんほど甘くなくて、もちもち感も楽しめる水無月。
氷室の氷をめでる宮中行事が発祥だから、やはり関西の味なのかな。
でも板橋区にも、いろいろなお店に水無月がありました。
まだ回り切れていないお店もあると思います。
どのお店も6月の季節商品なので、また来年も探したいです。
いたばしTIMESでは皆さまからの情報提供をお待ちしています!
→情報提供フォームへ
いたばしTIMESへの広告掲載について
→詳しくはこちらへ