新板橋「いなば鮨」が『お惣菜のいなば』に生まれ変わります。

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新板橋駅ちかくにあった老舗のお寿司屋さん「いなば鮨」が、『お惣菜のいなば』として生まれ変わります!

訪問した時はまだ改装工事中でした。

地図ではここ↓

板橋区板橋1-51-1。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

向かって右。
奥には「かのう耳鼻咽喉科クリニック」が見えています

左に曲がれば新板橋駅が近いです。
右に曲がればドコモショップ、牛丼松屋を通って板橋駅方面に続きます。

向かって左。
オカモトタンメン、やきとんイタバシたまやを通って、板橋区役所方面に続きます。
オープン準備中の店主さんにお話を聞いてきました。

店主さんは、亡くなった「いなば鮨」のご主人の、息子さんの奥さんなのです。

以前同じ場所にあった「いなば鮨」。(出典:以降お惣菜のいなばInstagram

すでに開設されているインスタグラムでは、店主さんのストレートな想いが発信されていました。

知ってる方もいらっしゃると思いますが、『お惣菜のいなば』は以前はお寿司屋さんでした🍣

夫の父親が長年営んでおり、地域の方々に愛されるお店でした。

残念ながら父は一昨年の年末に亡くなりましたが、
亡くなる前の数ヶ月間、お店に立ちたい父を手伝って、家族みんなで毎週土曜日にマグロ丼やだし巻き玉子、お惣菜など販売していました。

たくさんの方が来店してくださり、私も家族の一員として直接お客様と触れ合う中で、このままこの場所が無くなってしまうのは嫌だなと思うようになりました。

お惣菜のいなばInstagramより

写真は家族でお店を手伝っていた時のもの。
すでに懐かしいです。

父を心配した常連さんたちが毎週会いに来てくれて、みんな昔からの友達みたいで、ほんとに素敵な空間でした。

こういう場所があるっていいなってすごく思いました。

私にもお店続けなよと声をかけてくださったり、作ったお惣菜を美味しいと何度も買いに来てくださる方もいたりして、とてもありがたかったです。

色々な葛藤はありましたが、この場所を残すために私に何ができるか具体的に考えるようになっていきました。

お惣菜のいなばInstagramより
とても素敵な雰囲気の内装。
テイクアウトメインとのことですが、イートインスペースもあります。

以前の「いなば鮨」の店内を知っているわけではありませんが、きっと印象はかなり変わったのでは。

でも、ところどころにお寿司屋さんの面影も残されているそうです。

「父とお客さんのやりとりから、店主と客という関係性を超えたものを感じて、なんだこの温かい空気は…と。

父と同じようにはできないけれど、この場所を引き継いで自分もやってみたいと思ったのです」

そんな風に話してくれた言葉が印象に残りました。

今までのお客様を大切にしながら、これからの世代に向けて、地元の働く子育て中のママさんなどが多く利用してくれるようなお店を目指しているそうです。

お店のオープンは2023年8月中旬の予定。

地域に愛されたお寿司屋さんが、新しいお店に生まれ変わります。

きっと、姿形は違えど根底に流れているものは同じなのだと思います。
なんて素敵なバトンパスなんだろう。


お店の情報はインスタで発信されていくそうなので、気になる人はチェックしてみてください。

店舗インスタグラム


※こたつみかんさん、エーチャンさん、じんようさん、なるなるさん、読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 お惣菜のいなば
住所 板橋区板橋1-51-1
営業時間 11:30〜13:30
16:00〜19:00
※予定
定休日 月曜(お子さんやお家のことなどで急なお休みあり)
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。