大山に復帰オープン!名店「彩膳ちくら」が新潟から帰ってきた。

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板橋区役所前にあった名店「彩膳ちくら」が大山に復帰オープン!
新潟から帰ってきました。

新たにオープンしたのは2023年9月21日。

板橋区役所前で10年以上営業したのち、日本料理の指導をするため新潟へ渡り、ここ大山で10数年ぶりの復帰オープンになります。

地図ではここ↓

板橋区大山町39-6。

※記事は下に続きます

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お店に向かって左、目の前のT字路を左に進めばハッピーロード大山商店街が近いです。
向かって右、パチンコ「MARUHAN」がすぐ。
入口からお店に入ると正面から右側にL字型カウンターが並びます。
左側には掘り炬燵の小上がり席。

店内は和食のお店らしい落ち着いた空間になっています。

テーブルセットとメニュー。
グランドメニューはこちら。

オススメを聞いたらは以下のメニューをあげてくれました。
・長芋そうめん[名物・極細切り](1800円)
・焼き胡麻とうふ(680円)
・じゃが芋明太子(600円)


オープン間もなくて載せてないメニューもあるようで、今後落ち着いたら増やしていくそうです。

刺身系のメニューも魅力的。
その日のオススメは壁に貼り出されています。
ドリンクメニュー。

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この日の厨房にはタコが吊るされていました。

なんでも、醤油と酢でさっと茹でて約6時間ほど吊るしておくと味が染み込んでいくんだそう。

中は半生の状態みたいで、お話を聞いてるだけで料理の奥深さを感じます。

生ビール(650円)」から頂きます。
程なくして出てきたのは「お通し(500円)

左上から「四方竹のみそ汁・豆乳クリームチーズとうふ・姫サザエの磯煮・さつま芋バター」

店主さんはもともと料亭にお勤めになられていたそうで、納得のクオリティです。

「四方竹のみそ汁」

シャキシャキの歯ごたえに、まろやかな味噌の風味が身体に沁みます。

「豆乳クリームチーズとうふ」

クリーミーな「チーズとうふ」にトンブリがアクセントになっていて上品な美味しさ。

「姫サザエの磯煮」は旨みがすごい。
「さつま芋バター」はほのかな甘さにバターが馴染んで思わずとろけます。

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次に出てきたのはオススメ「長芋そうめん(1800円)」
見た感じは本物のそうめん。

これが極薄にスライスして極細に手切りされた長芋とは思えません。

まるで工芸品のようです。

箸で持っても麺そのもの。

そして食べてみてまたビックリ。
ファーストタッチはシャキシャキでその後ふわっと溶けていく。

素材の味をしっかり感じる逸品です。

サラダ感覚でお皿に盛られているワカメや野菜と食べるのも良いですね。

この「長芋そうめん」は、ご高齢のお客様から「箸で取りやすく食べやすい」ようにリクエストされて生まれたそうです。

そのリクエストに応えられる技術とアイデアがすごいです。

刺身3種盛り(1800円)

左から「みなみまぐろ・しまかつお・あじ」

同席していたお客様から一切れずつ頂きました。
ありがとうございます。

見た目もキレイなお刺身たち。

どれを食べても身がしまってて脂が乗った美味しいお刺身でした。

写真は店主の鈴木さん(左)と息子さんご夫妻。

ご家族でお店を営まれています。

店主の鈴木さんは料亭で勤めていた経験があり、石原都知事の時に「優良調理師賞」の受賞歴があるんだそう。すごい。

最後にひと言お願いすると、

「お客様がお店にいる時間と空間を楽しんで、和んでくださる。そしてそこに料理がある」

そんなお店にして行きたいとおっしゃってくれました。

※中島さん、酒屋の三代目さん、読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 彩膳ちくら
住所 板橋区大山町39-6
営業時間 17:00〜23:30(L.O.22:30)
定休日 日曜
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。