板橋駅の東側、滝野川にある老舗工場「トキハソース」本社に行ってきました!

100年超の歴史を持つ老舗ソースメーカーです。
地図ではここ↓
北区滝野川7-39-8。
※記事は下に続きます
※記事は下に続きます

トキハソース本社・直売所は老朽化のため、建て替え・一時移転が発表されました。
現在の場所での直売所の営業は2025年7月8日まで。
今回は昔ながらの工場の中の様子を、解体前に特別に見せていただきました。


今はここでソースの製造が行われているわけではありません。
すでに製造工場としての機能は志木工場に移っています。


見学に訪れただけの自分でさえ、ノスタルジーが走り出して止まらなくなってしまいました。

トキハソースの生ソースは手作りの味。
野菜を洗うことから始まり、皮を剥き、
部分的に機械は導入されていますが、今もこだわりの手作り製法です。

※記事は下に続きます
※記事は下に続きます

※「瀧野川やきそば」は当面の間、現在の場所で引き続き営業予定。



集めてる友だちがいたなあ。
※記事は下に続きます
※記事は下に続きます


ルーツは外国航路船の日本人コックさん。
洋食が、限られた階層の人たちから一般の人たちに浸透していく様子を見て、大正12年(1923年)に洋食の食材店「常盤商會」を板橋でオープンさせます。
徐々にソース作りを専門としていき、小さな町工場が生まれました。

昔の住所は板橋区板橋町8丁目。

トキハソースの「トキハ」は常緑樹の【常盤木(ときわぎ)】が枯れることなく 常に若い芽が育ち青々しているように、社員が常に元気で活躍するようにと命名。
また、社名である「トキハソース」は「トキワソース」と読みます。
トキハソース公式サイトより
「ワ」は末広がりである「ハ」を使用しました。

昭和46年(1971年)に、高速道路の拡幅工事のため仲宿から現在の滝野川工場へ移転。
滝野川の工場だけでも50年以上の歴史があるんですね。

昔から【鳥】は幸福をもたらすと言われています。
その中でも【孔雀】は地球上に存在する鳳凰として富と繁栄をもたらす象徴です。
トキハソースも富と繁栄をもたらすようにと願いを込めて、 孔雀が羽を広げた姿をロゴマークにしました。

記憶に残る100周年にしたいと、大井競馬場で「トキハソース賞」というレースを実施。

なんて素敵な企画だろう。
※記事は下に続きます
※記事は下に続きます

当たり前のようにこの場所にあったソース工場。
解体されることが決まって、その存在感の大きさに改めて気づかされました。

飲食店にトキハソースが置いてあった時のテンションの上がり方。
味が美味しいのはもちろんですが、それ以上に嬉しいという感情が込み上げてきます。


一時移転先は地図ではここ↓
豊島区池袋本町4-12-9。
下板橋駅・北池袋駅から徒歩圏内。
移転先での営業開始は2024年7月24日からです。

建て替えが終わり、トキハソース本社が今の場所に戻ってくるのは2027年秋頃の予定。
(工場としてはの機能は戻らず、本社・直売所として戻ってきます)
解体されることに寂しさを感じてしまいますが、田口社長は前をしっかり向いていることが印象的でした。
これからも滝野川の誇り「トキハソース」に注目しています!
店舗情報
店舗名 | トキハソース株式会社 |
---|---|
住所 | 北区滝野川7-39-8 |
リンク | |
一時移転先住所 | 豊島区池袋本町4-12-9 (2025年7月24日から営業開始) |
※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。