下板橋駅前に創業100年超の老舗「トキハソース」の自販機が登場。

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下板橋駅前に「トキハソース」の自販機ができたと聞いて行ってきました!

「トキハソース」は板橋駅の東側・北区滝野川にあるソースメーカー。

創業は大正12年(1923年)。
100年超の歴史を持つ老舗。

自販機のデザインにも、どことなくノスタルジーを感じます。

地図ではここ↓

板橋区板橋1-4-6。

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歩道から自販機に向かって右。
下板橋駅が見えています。
その反対側。
ヨークマート、タカセを通って、旧中山道の巣鴨信用金庫の辺りに続きます。
よく前を通ってるはずなんですけど、フツーに歩いていると背面の赤が見えるだけで自販機だと気づかなかったです。
コインパーキング「三井のリパーク 下板橋駅前」の中。
横には大きな字で書いてあるのでわかりやすいですね。
ソースの自販機ラインナップ。
紙幣は千円札しか使えないのでご注意を。

販売している商品をご紹介します。

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Tシャツ(2000円)

自販機でこれ買う人、相当なファンですね。

くつした(450円)

攻めたデザインの靴下!
履いたら人気者になれそう。

おかき(300円)

「生ソース濃厚」を使用したオリジナルのたれが、たっぷり染み込んでるらしい。

生ソース ウスター(500円)

東京生まれ、東京そだち。

生野菜のうまみを詰め込んだ非加熱ソース

トキハソース公式サイトより
生ソース 中濃(500円)

従来のソースは原料に熱を加える製法に対し、生ソースは野菜の繊維をどこも捨てることなく、完全に酵素分解するので野菜のエキスまるごと、ヘルシーでフルーティーな味わいに。

カラメルは使わず、自然派無着色です。

この新製法、特許の他にも農林水産大臣賞を受賞。

生ソース 濃厚(500円)

塩は海水の成分を生かした、風味のある伯方の塩。

砂糖はミネラル豊富で濃いうまみの沖縄キビ砂糖。

香辛料は強くなりすぎない様に、あらかじめ2週間、醸造酢で浸します。

この2週間の浸しで香りがピークになり調味料は最高の状態で加わります。

特選ソース(1000円)

その味の決め手は「甘味」「旨味」「酸味」の絶妙なバランス。

生野菜と香辛料のエキスである極上のオリをふんだんに使用したコクの深い究極のウスターソース。

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買ってみました!
購入ボタンを押した番号の、先頭のソースがダイブする仕組み。
中濃ソースにしました。
加熱処理をせず、熟成させた生ソース。

実際に家で使ってみたら、すごくフルーティー!
野菜の旨みが溶け込んだコクを感じる美味しさ。

この辺りの地元ではファンも多く、こだわりの飲食店ではこのソースを置いていたりもします。

改めて「トキハソース」について、公式サイトを読んでみました。

元々は仲宿に工場があったんですね。
昭和46年(1971年)に現在の滝野川工場に移転されました。

(出典:トキハソース公式サイト

ルーツは外国航路船の日本人コックさん。

洋食が、限られた階層の人たちから一般の人たちに浸透していく様子を見て、洋食の食材店を板橋でオープンさせます。

徐々にソース作りを専門としていき、小さな町工場が生まれました。

トキハソースの歴史(公式サイト)

(出典:トキハソース公式サイト

トキハソースの「トキハ」は常緑樹の【常盤木(ときわぎ)】が枯れることなく 常に若い芽が育ち青々しているように、社員が常に元気で活躍するようにと命名。

また、社名である「トキハソース」は「トキワソース」と読みます。
「ワ」は末広がりである「ハ」を使用しました。

昔から【鳥】は幸福をもたらすと言われています。

その中でも【孔雀】は地球上に存在する鳳凰として富と繁栄をもたらす象徴です。

トキハソースも富と繁栄をもたらすようにと願いを込めて、 孔雀が羽を広げた姿をロゴマークにしました。

今に至るまで、数えきれないドラマがあったんだなあ。
引き込まれるように読み入ってしまいました。

地元の歴史あるソースが気軽に自販機で買えるって嬉しい。


※ちいぱんださん、読者さま、情報提供ありがとうございました!