【約50年ぶり】板橋区による板橋の寺院・寺宝の最新研究が刊行

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約50年ぶりに板橋区による板橋の寺院・寺宝の最新研究が刊行されました。

タイトルは『文化財シリーズ第102集 板橋の寺院 寺院所蔵の文化財に見える歴史と文化 真言宗編』

(出典:以下画像はPR TIMES

区内の寺院に伝わる文化財や寺宝を、歴史・美術史の視点から調査・解説した一冊で、板橋の寺院をまとめた調査報告としては約50年ぶりになるそう。

近年調査を実施した区内の3つの寺院(日曜寺・観明寺・中台延命寺)が所蔵する「たからもの」を特集しており、通常は、非公開の貴重な仏教美術の数々を、区学芸員や大学、博物館の研究者が行った最新の研究成果と、美麗な高精細カラー図版とともにまとめた1冊です。

PR TIMESより

※記事は下に続きます

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主な見どころをご紹介します。

日曜寺

徳川将軍家一門、田安家が贈った「愛染曼荼羅」。

日曜寺は、約300年前江戸時代に建てられたと伝わる真言宗霊雲寺派寺院。
本尊は愛染明王。

知られざる田安家の信仰と霊雲寺派寺院の繋がり、武家や職人、旅人に至るまで、多様な人々の祈りを集めた日曜寺の姿が紹介されています。

観明寺

寺院復興のために平尾宿の人々が贈った「仏涅槃図」。

観明寺は、室町時代の創建されたとされる真言宗寺院。

平尾宿の人々が健康長寿を祈って建てた記念碑、火災後の寺院復興のために平尾宿から贈られた仏画などの多彩な「たからもの」から、観明寺と平尾宿の長く続くつながりに迫っています。

中台延命寺

京都で描かれた寺院復興の軸「大般若釈迦十六善神図」。

約400年前の江戸時代に創建の真言宗豊山派寺院。

調査研究から、中台延命寺の復興、京都や信仰地域との繋がり、幕末期の仏教美術研究における貴重な資料が新たに明らかにされています。

書籍は、板橋区立郷土資料館、区政資料室で販売されているほか、中央図書館でも閲覧可能です。

通常非公開の仏画や、高精細カラーで再現された美術資料など、貴重な文化財が多数掲載されています。

地域の歴史をより深く知りたい人にとって、興味深い一冊になりそうです。