「いたばし文化財ふれあいウィーク2023」が開催。
文化財が特別公開されます。
期間は、2023年10月21日(土)~11月12日(日)。
板橋区で登録・指定されている文化財には、普段は収蔵されていて見ることができない文化財が多くあります。
板橋区では「いたばし文化財ふれあいウィーク」として、各文化財の所有者のご協力のもと、これらの文化財を期間限定で特別公開します。
公開場所では解説カードを配布するほか、ガイドによる解説も行います。
申込不要・無料でご見学いただけますので、直接現地までお越しください。
板橋区公式サイトより
根ノ上遺跡緑地
10月21日(土)10:00~16:00
区指定有形文化財である「根ノ上遺跡出土弥生式土器」を一部展示公開します。
地図ではここ↓
板橋区小茂根1-6。
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、平安時代、太平洋戦争時などの遺構や遺物が発見されました。
中でも縄文時代早期は、主に関東地方に中心域を持つ撚糸文(よりいともん)土器様式分布圏でありながらも、中部地方に中心域を持つ押型文(おしがたもん)土器様式が数多く伴うという特徴が把握されました。
また、弥生時代後期には「むら」の周りに溝をめぐらせた環濠集落(かんごうしゅうらく)が形成され、遺物出土状況の分析などから、極めて限定された一時期の集団の社会的な行動が復元できました。
文化財講座(考古)「根ノ上遺跡を探検しよう!」は事前申し込み制です。
詳しくは→こちら
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安養院
10月28日(土)・10月29日(日)10:00~16:00
北条時頼が創建したと伝えられている寺院
地図ではここ↓
板橋区東新町2-30-23。
鐘撞堂の銅鐘は江戸時代の作で国の重要美術品です。
前立ち本尊の紅頗梨色阿弥陀如来像は孔雀座に坐す江戸期の作です。
厨子に入った釈迦四面像は、武田信玄の守本尊であったと伝えられています。
古文書は江戸時代から昭和期にかけての寺院経営や周辺の真言宗寺院の様子を明らかにする資料です。
庫裡は、明治35年(1902)麹町に建てられた旧伯爵松平基則邸を昭和5年に移築したものです。
安養院庫裡などの文化財が公開されます。
茂呂遺跡
11月3日(金・祝)13:00~15:00
南関東で最初に見つかった旧石器時代の遺跡
地図ではここ↓
板橋区小茂根5-17。
松月院
11月11日(土)・11月12日(日)10:00~16:00
板橋十景に選ばれた四季折々の風景が美しい寺院
地図ではここ↓
板橋区赤塚8-4。
松月院の宝物館である松宝閣には、板橋区指定有形文化財の「徳川将軍朱印状」や「大堂阿弥陀如来座像」など、貴重な歴史資料が展示されています。
普段は見られない文化財などが公開される貴重な機会です。
興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
→こちら