こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。
いたばしTIMESを続けていたら、いつか中に入れる機会があるのでは…と密かに思っていた念願の場所。
宮本町のエスビー食品「板橋スパイスセンター」に行ってきました!

かつてこの場所には、エスビー食品の工場がありました。
(現在は埼玉県に移転)
工場跡地に、研修施設として誕生したのがこのスパイス展示館なんですね。
今年(2023年)の創業100周年を機にリニューアルされたそうです。
地図ではここ↓
板橋区宮本町38-8。
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え!?神社??

青森県弘前市にある神社の分祀とのこと。
なぜ、青森の神社がここに…?
昭和59年、エスビー食品が「ガーリックパウダー」を製品化したことを機に分社されたそうです。
にんにく→青森(日本一の産地)のご縁なんですね。

思わず姿勢を正してしまいます。
存在感すごすぎました。

これは、小石川にあった創業者・山崎峯次郎氏の自宅から移築されたもの。
こだわりが豪快すぎる…!

エスビー食品100年の歴史が展示されています。



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国産初の製造に成功。



デザインが渋い。


それぞれの発売年。
ゴールデンカレー・・・1966年(昭和41年)
ディナーカレー・・・1973年(昭和48年)
カレー曜日・・・1990年(平成2年)

これ、エスビー食品だったんですね!


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カレー料理普及のために全国に2万部を届けたそうです。
やることが壮大。

現在の王子様は三代目。

5/8(はちぶんのご)チップもエスビーだったんだ!

裏に回ると…




クオリティがすごすぎて、もはや氏の気配すら感じます。
テーブルの上にあるピラミッドみたいなものは何だろうと思ったら…

一番小さい札が最も古く、売上記録を更新するたびに山が高く積み上がっていく仕組み。
昭和の豪毅な大社長ですね。
漫画の世界のようなホントの話。
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ターメリック、シナモン、ナツメッグ、クミンなど。
実際に香りを確認しながらブレンドしていきます。


丁寧なレシピ付きだから、とてもわかりやすい。
カレーが好きな人には夢のようなイベント。

エスビー食品100年の歴史は、日本のカレーの歴史でもあるんですね。
一般非公開のスパイス展示館。
そこは、生々しいほどの創業者の体温・時代の熱気が感じられるディープな場所でもありました。
入れる機会は限られていますが、今回のようなイベントが例年開催されるのでアンテナを立てておくと良いと思います!