赤塚の郷土資料館で、伝統工芸展「染と織-真田紐・江戸小紋・江戸手描友禅-」が開催中。2022年9月19日まで。

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赤塚にある板橋区立郷土資料館で、第20回板橋区伝統工芸展「染と織-真田紐・江戸小紋・江戸手描友禅-」が、2022年9月19日(月)まで開催しています。

(出典:以下画像は全て郷土資料館公式サイト

地図ではここ↓

板橋区赤塚5-35-25。

今回の展示では、「染」と「織」をテーマとし、真田紐、江戸小紋、江戸手描友禅の職人の方々とその高度な技術・作品をご紹介します。
職人の魂が込められた作品をご覧いただき、伝統工芸の保存継承への理解と関心を深めていただくとともに、染と織の世界の美しさや魅力をお楽しみいただければ幸いです。

郷土資料館公式サイトより

職人の方々と、展示内容をご紹介しますね。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

真田紐 市村藤斎氏

真田紐とは
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を密度高く織り上げた幅の狭い織物で、丈夫な紐である。
古くは、刀の下緒や行商が使う荷紐として用いられた。安土桃山時代以降、茶道の隆盛とともに箱紐として広く普及し、現在でも主に美術工芸品を入れる桐箱の紐として使用される。

郷土資料館公式サイトより
江戸小紋 小林福司氏

江戸小紋とは
型紙を使って非常に細かな模様を染める技法。
江戸時代には、武士の裃(かみしも)や小袖に用いられて発展し、その後、女性の小袖にも取り入れられた。
遠目には無地に見えるが、近づくと技巧を凝らした細かな模様が表現されており、江戸で流行した「いき」な美意識が反映された装いとして好まれた。

郷土資料館公式サイトより
江戸手描友禅 寺澤森秋氏

江戸手描友禅とは
手描友禅は、糊防染(のりぼうせん)[糸目糊]と色挿し(いろさし)を併用して、模様を華やかに表現する技法。
江戸時代前期から中期頃にかけて考案された。江戸手描友禅は町人文化の中で育まれ、粋な風合いであることや、現在は白上げ模様が用いられることなどに特徴があるといわれている。京友禅、加賀友禅と合わせて日本三大友禅とされる。

郷土資料館公式サイトより

第20回板橋区伝統工芸展「染と織-真田紐・江戸小紋・江戸手描友禅-」

日にち:2022年7月9日(土)から9月19日(月)

時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)

場所:板橋区立郷土資料館

料金:無料

会期中、職人さんから制作方法を直接教えていただける「伝統工芸体験」も催されます。
どちらも事前申し込み制です。
詳細は各公式サイトをご確認ください。

江戸小紋の型付けトートバッグづくり
公式サイトは→こちら

友禅の彩色バンダナづくり
公式サイトは→こちら

染と織の世界の美しさ、伝統工芸の職人技を堪能しませんか。

興味を惹かれた方は郷土資料館公式サイトで詳細を確認してみてください。
こちら