仲町の町中華「北京亭」が2023年12月21日で閉店。42年の歴史に幕。

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仲町にある、町中華の人気店「北京亭」が2023年12月21日で閉店。
42年の歴史に幕を下ろします。

オープンしたのは1981年3月のこと。

札幌から東京に上京した店主さんが、池袋と大塚の中華で修行したのち、42年前にオープンしたお店です。

地図ではここ↓

板橋区仲町28-6。
最寄りは中板橋駅。

※記事は下に続きます

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お店に向かって左、東上線の踏切が近く中板橋商店街に続きます。
向かって右、サミットがすぐ。

先に進むと川越街道に続きます。

店頭の看板にはメニューと季節のメッセージ。

優しい言葉に店主様の人柄を感じます。

メニュー。

まんべんなく色々な料理が出るようですが、下の3つは人気みたいです。
・ラーメン(550円)
・みそラーメン(750円)
・炒飯(750円)

お店に入ると右側にカウンター席が並びます。
オレンジ色のカウンターがいかにも町中華のたたずまい。
テーブルセット。
カウンターの真ん中ほどに飾られている1枚のイラスト。

閉店を惜しむ常連さんが描いてくれたんだそう。

そのお客さんは10年以上「五目炒飯(800円)」しか食べないそうで、イラストを見てるとお店と五目炒飯への思いが伝わってきます。

そして、この話を聞いたお客様の友人が日本テレビ系「news every.」へ取材依頼をして、テレビで紹介されたんだそう。

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イラストと同じ物を食べてみたくて「五目炒飯」をオーダー。

写真は中華鍋をふる店主の山中さん。
すごく手際が良いです。

プレゼントされたイラストについてお話を聞くと、とても喜んでいらっしゃいました。

完成した「五目炒飯」は見るからに美味しそう。

まずはイラストと同じアングルで撮影してみました。

イラストと一緒に写真に納めてみます。

するとどうでしょう、このクオリティの高さ。
あふれる思いがイラストから伝わってきますね。

スープ。
炒飯は具材の彩りがキレイです。
スープはホッとする味。
炒飯はパラパラ系でエビはプリプリ。
他の具材もバランスが良いです。

そして食後に油っぽさを感じないのは、ラードではなく大豆油を使っているからで身体にも優しいんだそう。

なるほど、納得のひと皿でした。

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お話の間も手際よく餃子を仕込む山中さん。

お客様で賑わってる中、とても丁寧に対応して頂きました。

改めて店主の山中さんにお話を伺いました。

ストレートに閉店の理由をお尋ねすると、腱鞘炎がひどい事、ガス周りの老朽化によるところが大きいそうです。

そして、閉店後は20年以上続けている「弥生小学校」の擁護員をやりながら、2ヶ月に1回ラウンドしてる趣味のゴルフを楽しむそうです。

最後にひと言お願いすると「良いお客様に恵まれて42年間やり切ったと言う気持ちです!」とおっしゃって頂きました。


※読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 北京亭
住所 板橋区仲町28-6
営業時間 11:00〜14:00、17:00〜20:00
定休日 日曜(2ヶ月に1回金曜休みあり)
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。