【入るの勇気いる】志村三丁目駅前にある創業60年超の居酒屋「おばこ」に潜入してきた。【PR】

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こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。

板橋って昔ながらの素敵な居酒屋が多いですけど、反面入りづらいと思うことが多くないですか?

そんなお店の一つ、志村三丁目駅前にある居酒屋「おばこ」にやってきました!

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おお、すごい老舗の雰囲気ある!
これは入るの勇気いるなぁ...(笑)

地図ではここ↓

住所は板橋区志村3-7-12です。

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お店に向かって左は三田線・志村三丁目駅がすぐ。

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その反対側は志村城山公園が近いです。

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外観からにじみ出る老舗感とは裏腹に意外とPOPなメニュー看板。

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おそるおそる入ってみることに...。



【おばこってどんなお店?】

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現店主(マスター)と志賀さん夫婦(マスターの娘さん)

もともとお客さんで「おばこ」に通っていた志賀さんがマスターの娘さんと結婚。
主にマスターが調理、奥さんがホール、志賀さんがその両方を行き来している。



― だいぶ歴史ありそうですけど、いつから営業してるんですか?

奥さん: 私のひいおばあちゃんが始めたんです。


― え?志賀さん夫婦は何代目になるんですか?

志賀さん: 4代目です。マスターが3代目。マスターのお母さんが2代目。


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志賀さんと奥さん(4代目夫婦)


― 4代目って...鎌倉幕府より続いてる(笑)。初代、2代目と女性店主の流れで、3代目に男性なんですね。

志賀さん: そう、そして4代目で女性店主復活。

オレはマスオさんなんで(笑)


マスター(3代目):店名の「おばこ」は”娘さん”っていう意味ですよ。

よく秋田ですか?って聞かれるけど、初代は山形出身だから庄内おばこです。


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― お店の開店はいつ頃だったんですか?

志賀さん: 1955年らしいです。


― らしい?

マスター: うん、そのあたりだね...。

私が小学校の低学年ぐらいだったから、計算してみるとそのあたり...。
何年だかよく覚えてないんだよね(笑)

初代はここじゃなくて、近くの銭湯の隣で赤提灯を始めたのが最初だったみたい。


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歴史を感じさせる店内


― マスターのおじいちゃんは初代店主を手伝ってなかったなかったんですか?

マスター:うん、手伝ってなかったね(笑)


― 今の場所に移ったのはいつ頃ですか?

マスター: 私が17か18歳の頃だったから......

ちょっと計算して。(→4代目が電卓をとりだす)


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志賀さん: えーと、71歳引く17歳だから、えーと...

54年前だ!(たぶん)

9年は最初の場所でやって、今の場所になってから54年ってことですね。


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― 初代から受け継がれてるメニューとかあるんですか?

マスター:赤提灯だからレシピみたいなものはないんだよね。

創業した頃、お酒は今みたいにいろんな種類はなくて、芋くさい焼酎があっただけだしね(笑)

でも、にこみは当時のものと一緒だよ。


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小上がり席があるから子ども連れでも安心。


― おばこのコンセプトってどんなものですか?

志賀さん: コンセプト......。特にそういうのないんですよね(笑)


― なんかそんな予感はしました(笑)

tyle="color: rgb(107, 73, 45);">マスター: 市場で良いものを買ってきて、お客さんに安く売るみたいな気持ちでやってきたからね。


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メニューは壁に書いてあります。


― なるほど。そこが原点なんですね。

志賀さん: メニューは何かに特化してるってよりは、わりとまんべんなく揃ってます。


― オススメのメニューはなんですか?

志賀さん: にこみと焼鳥、それから刺身かな。


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本日のおすすめ。


― 老舗のお店な感じはするので、入るのに勇気いる気がします。

志賀さん: 昔からやってるなっていうのは雰囲気でわかるじゃないですか。

そういうお店って常連さんが多いお店っぽいから入りづらい。(と思われる)


― でも志賀さんはそれを乗り越えて入ったんですよね?

志賀さん: そうなんですけどね。

飲むの好きで、この辺りを周ってたら、そのうちここも来るようになって。


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― しかもそのお店の娘さんと結婚しちゃうって...かなり豪傑じゃないですか?(笑)

志賀さん: 話したら同じ年だっていうんで...。

やっぱここが居心地よかったんですよね。


― どんなところに居心地のよさを感じたんですか?

志賀さん: なんか...ヒマな日が多くて(笑)

ヒマだと全員でテレビ見るんですよ。
休みに実家に帰って、酒飲みながらテレビを見てるみたいな。
そんな感じがわりとよかったんです(笑)

カウンターで知らない人と仲良くなって、いろいろ話すのも楽しくて...。
それが「おばこ」のウリでもあります。


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お客さんいない時は、みんなでテレビ見ちゃおう。


― 外から見ると入りづらいと思う部分でもあるんですかね。

志賀さん: そうですね。

新規のお客さんからは「入りづらかった」とか、「勇気なくて今まで入れなかった」って声がすごく多いんです。

入っちゃえば、家族経営でのんびりやってるし、高くもないし...。

話すきっかけのヒントをもらえれば、ちゃんと拾いますから(笑)
僕も酒飲みだから、そういう気持ちすごくわかるんで。


― 板橋の人たちへメッセージをどうぞー!

志賀さん: ある意味、板橋っぽいお店じゃないかなって思ってます。

勇気を持たなくても簡単に入れるお店ですのでお気軽に入ってみてください。


居酒屋 おばこ

板橋区志村3-7-12
03-3966-0025

営業時間:17:00~23:00(L.O.22:30)

定休日:日曜・祝日

席数:22席(カウンター6席、テーブル8席、小上がり8席)

喫煙・禁煙:喫煙可

Instagramはこちら




【実際に食べてきた。】

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まずはビール(450円)。おばこにはサッポロが似合います。

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まぐろ刺身(600円)
新鮮なお刺身。この厚さがいいですね。

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にこみ(450円)

60年以上前から変わっていないという煮込み。
もはやロマンを感じるなぁ...(笑)

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味噌ベースのあっさり味で美味しい!

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串焼き盛り合わせ(5本750円、8本1200円)

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やきとり、やきとん各種そろってます。(単品各150円)

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揚げだし豆腐(400円)
これ好き!丁寧に作ってるのが伝わってきます。

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玉子焼(400円)

手づくり感あふれる玉子焼き。
やさしい味がする!

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いか一夜干し(550円)
お酒がすすみまくる。

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ほっけ(700円)

志賀さんは「特徴ないけど...」なんて言ってましたが、
一品一品が美味しいです!

尖ってない家庭っぽさを残してるところが「おばこ」の味になってる気がするなぁ...。


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うんめっ!



【さいごに】

近所に住んでいても入ったことのない老舗の居酒屋って多いですよね。

きっと、おばこもその一つ。
気になってるけど入る決心がつかない人はまだまだ多そう(笑)

でも、入ってしまえば何とも言えないホッとする雰囲気に包まれます。
この佇まいなのに、若い夫婦が切り盛りしているGAPもいいよなぁ...。

カウンターでワイワイやるのもよし。
のんびりとテレビを見ながら過ごすのもよし。

超のつく老舗居酒屋の空気を楽しんでみてください。

写真 2018-06-07 16 40 50

居酒屋 おばこ

板橋区志村3-7-12
03-3966-0025

営業時間:17:00~23:00(L.O.22:30)

定休日:日曜・祝日

席数:22席(カウンター6席、テーブル8席、小上がり8席)

喫煙・禁煙:喫煙可

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