板橋区新河岸にある老舗の削り節メーカー「うつぼや」を知っていますか?
昭和9年(1934年)創業。
都内でも珍しい、歴史ある削り節メーカーです。
地図ではここ↓
板橋区新河岸1-6-7。
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今回のきっかけは、いたばしTIMESのイベント。
板橋で食材を集めて作る板橋ラーメン企画。
ラーメンの風味の肝となるカツオ節を探す旅の中で出会いました。
ここの香りだけで白飯いけそうなぐらいでした笑。
(社員さんたちは慣れすぎて何も感じないとか)
鰹節には、大きく分けて二種類あります。
煮て燻製にした「荒節」と
荒節の表面を削り、カビ(優良鰹節カビ)を付着させた「枯節」です。
うつぼや公式サイトより
見た目はこんなに違うんですね。
荒節は燻製の香りがあり、ラーメンでよく使われるそうです。
枯節は熟成されたマイルドな味わいが特徴。
お蕎麦屋さんでよく使われるそうです。
節類だけでも、うつぼやで扱う種類はこんなにあります!
鶏やイカも削り節があるんですね!
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この場所でいろいろな節が削られていきます。
薄い花削りは町の商店でもお馴染みですが、厚削りと呼ばれる、字のまま厚く削るのは特別な機械じゃないと難しいそうです。
うつぼやの商品は基本的には業務用。
個人で購入するには、ネットショップ、もしくは和光市にあるグループ店「池田物産」をチェックしてみてください。
月〜金の10:00〜12:00、13:00〜15:00に直接会社を訪問して、購入したい旨を伝えると対応はしてくれるそうです。
(対応できない状況もあるので、おおらかな気持ちで行ってみてください)
板橋区にはいろいろな工場がありますが、こんなに歴史ある削り節工場があったんですね。
飲食店の方々には要チェックの工場だと思います。
ちなみに「うつぼや」という社名は、生き物の「うつぼ」ではなく、創業者の修業先が大阪の靱(うつぼ)であることに由来しているそうです。