中板橋の自家焙煎珈琲「水工社」でスペシャリティコーヒーを飲んできた!

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中板橋にある自家焙煎珈琲のお店「水工社(すいこうしゃ)」に行ってきました。

オープンしたのは2013年11月。

元々店主のお父さんが経営していた水道工事店があった場所。

店名はそれが由来です。

地図ではここ↓

板橋区中板橋4-16

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お店に向かって左。
まっすぐ行くと豊島病院です。
向かって右。

石神井川にかかる中根橋が見えます。
お店の目の前は中根橋小学校です。
オーナーの富塚浩さん。
DIYの手作り感あふれる店内には、小さなテーブルが2つ。
折りたたみテーブル付きのカウンターもありました。
奥の扉も富塚さんの手作りだそう。
テーブルの脚はなんと1本!

テーブルの片側は壁に付いていて、木材に沿ってスライドさせると…
スス〜っと動きます。

席が離せる上、イスの脚が少ないので、(人間の)脚がのびのび伸ばせるんだとか。

30年ほど前、夫婦二人で山にログハウスを建てたという富塚さん。

こうした工夫はお手のものなんだそう。

ドリンクメニュー。

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どの豆にするかは、本日のコーヒー豆から選べます。

扱っているのは、スペシャリティコーヒーと呼ばれる高品質の豆。

自分の好みを伝えると、富塚さんが選んでくれます。

「飲みやすい珈琲が好き」とリクエストして選んでいただいのが「ケニア ムティンギ」。
ミルで挽いた後、数回に分けて淹れます。

「珈琲は焙煎してから時間を置いた方が美味しんですよ」と富塚さん。

「1週間後、2週間後と味の変化を楽しんでほしいです」と話します。

ホットコーヒー(400円)

熱々ではなく、少し温度が下がった時の方が味がよくわかるとか。

う〜ん、雑味が全然なくて、すっきりシャープな味!

ゆっくり味わいたい、そんな珈琲です。

珈琲のお供にピッタリのチョコも販売。
板橋区高島平に工場がある芥川製菓のアーモンドクランチもありました。
お店が狭いので、店内の利用時間は20分以内。
珈琲豆は通販もしているそう。
カフェインレスコーヒーもあるんですね。

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焙煎機。
焙煎時は、排気管を通す小窓を開けます。
隣の車庫にある排気ユニットに繋げ、強めに排気することで、熱風をうまく使って焙煎しているそう。
こちらは富塚さん手作りのハンドロースター(7000円)。
コンロを使って自宅で焙煎できるツールです。

これを使ったコーヒー焙煎体験セミナーは、完全予約制で木・金曜の10:00〜12:00に開催しているそう。

参加費は5000円(焙煎した約100gの豆付き)だそうです。

「この形、見たことあるなぁ」と思ったら、粉ミルクの缶でした。
(これも売っています!)
お湯を注いでかき混ぜるだけで、簡単に珈琲ができるディップドブリューバッグも売っていました。
お店の一角に佇むこの彫刻。

彫刻家の舟越保武(ふなこしやすたけ)氏の作品です。
実はこれ、富塚さんと珈琲の出会いに関係しています。
「高校生の頃、友達の家に泊まると朝、珈琲を淹れてくれました。それが私と珈琲との出会いなんです」と富塚さん。

友人のお父さんの珈琲豆とは知らずに、美味しくいただいていたのだとか。

お父さん亡き後、この彫刻を譲り受け、お店に飾っています。

富塚さんは、元・機械輸入会社でエンジニア。
店内の装飾にも焙煎機にも、ものづくりの魂を感じたお店でした!

Store 店舗情報

店舗名 自家焙煎珈琲 水工社(すいこうしゃ)
住所 板橋区中板橋4-16
営業時間 11:00〜18:00
店内利用は11:00〜16:00
定休日 日、月、火曜 ※不定休あり
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。