本場博多の味を伝承しているという、言わば純・博多ラーメンのお店なんですよ。
都内に4店舗あるんですけど、板橋のお店が本店みたい。
深夜2時まで営業しているので、板橋で飲んだ後の〆で入ると最高。
場所は新板橋駅A3出口近く。
近くにはスーパーのライフがあります。
百時間仕込みの看板↓
とんこつラーメンって百時間も仕込むんですね...。
夜定食↓
深夜にラーメン+カレーとかやばすぎないですか!?
店外メニュー↓
普通のラーメンを「伝承ラーメン」と書いてあるところにもこだわりを感じます。
麺の固さの種類がすごい!
「粉おとし」って茹で時間2秒。それ茹でるって言わないような...。
店内の様子↓
店内に入ると本場ならではの豚骨臭があります。
すごいきついわけではないけど、好きな人は好きだし、苦手な人もいるかと思います。
テーブル席がメインですが、カウンターもありました。
歴史を感じさせる店内ですが、傷んでいるというよりは味が出てる雰囲気。
円形のテーブルになんとなく、源流である中国っぽさを感じますね...。
充実したテーブルセット↓
しいて言えば高菜だけないかな...。
豚骨スープの効能が書かれていました↓
関節炎、骨密度、肌質、髪質にいいんだ...。
とんこつ好きには嬉しいエールになりますね。
今回は伝承ラーメンをチョイス↓
うん、見た目にも正しい博多の豚骨ラーメンということが伝わってきます。
とんこつのいい匂い。
飲んだ後にはこのスープが体に染みわたります...。
麺は極細麺。
博多ラーメンにはこれですよね。
チャーシューも極薄ですが(笑)、3枚ついてるし、厚いのは会わなそうですもんね。
餃子もセットにしました↓
こぶりな餃子ですが、8個もついてきます。
赤くて辛味のあるゆず胡椒って東京では珍しいけど、博多ではフツーなんでしょうか。
家にほしいです。
わ蔵の公式サイトには博多ラーメンの起源が書かれていたので一部転載しますね。
なるほど~。博多らーめんの起源
福岡市の中洲・天神・長浜などのらーめんが『博多らーめん』と呼ばれ、その歴史は昭和十五年頃、博多区東中州にあった『三馬路』が起源です。
森堅太郎が中国で拉麺の作り方を覚え中洲で開店させました。
(中略)
津田さんは戦時中、中国の奉天で食べた十銭そばの豚骨スープを再現させ、麺は山平さんが台湾で知った作り方を基本にカン水を使って打ち上げたといわれています。
昭和三十年頃、九州最大の魚市場・長浜の屋台が長浜らーめんと呼ばれるようになりました。
特徴は極細麺で、魚市場の競りの合間に飛び込んで来る、魚市場で働く人が注文してすぐ食べられるように、茹で時間短縮のため極細になったもので、全国的に知られる替玉もこの麺ゆえに出来たものです。
『わ蔵』は、博多中洲で生まれた味を伝承し、本格手作り博多拉麺を皆様に味わって頂くお店です。
伝承の味を守り伝えていく事が『わ蔵』の念いです。
店主
市場の競りの合間に食べられるように極細麺になったんですねぇ。
博多出身の人が故郷の味と同じと評するお店。
そんなお店が板橋でも味わえるってうれしいですねー。
博多とんこつラーメン わ蔵 板橋本店 (ワクラ)
板橋区板橋1-48-11
03-6905-5888
営業時間:
[月~土]11:30~翌2:00
[日]1130~23:00
定休日:無休
席数:20席
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