こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。
下赤塚で不意打ちのように不思議なお店に出会いました。
自分の中のファンタジーが走り出し、抑えるよりも全開にして書いてみたいと思います。
地図ではここ↓
板橋区赤塚新町 1-22-9 東上ビル2階。
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駅と大通りの間にあるディープな一角。
(正面の石井歯科も味が出まくってますね)
雰囲気のある置物の中には「焼き鳥・コーヒー・音楽」の文字。
お店の名前は「時空かんハローハッピー」。
焼き鳥とコーヒー?時空間??
この看板に目が止まり、心がソワソワした時、すでに異空間に足を踏みれていたことにこの時はまだ気づいていませんでした。
まるで別の次元に時間旅行をしているような気になります。
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焼き鳥とお酒を提供する、いわば居酒屋。
でも居酒屋とは言い難い世界観を感じます。
まるで喫茶店みたいですねと伝えたら、
喫茶店だと思って来店する人も多いらしい。
喫茶店だと思えばそのように利用すればいい、そんなニュアンスのことを静かに優しく話してくれました。
店主さんは元々下赤塚の人らしい。
漫画「ハロー張りネズミ」が下赤塚を舞台にしていたことから、ここの通りには「ハローハッピータウン」っていう名前があるのだとか。
だから店名が「ハローハッピー」なんですね。
お店で思い思いの時間を過ごしてほしい、これらの時計と店名にはそんな思いが込められています。
お店の雰囲気に合うからと、大切にしていた物を置いていくそうです。
それらの物を生かしたい。
それがこのお店の空気を作っているんですね。
なんて言えばいいんだろう。
バラバラのようでいて、どこか調和された世界観。
なんとも言えない味のある音。
この空間にぴったりの音のように感じました。
青と赤のランプが窓際に置いてあるのですが、これはここが空からの着陸地点であることを示すもの。
(実際に空港でそういう使い方をするらしい)
この空間にいるとそんな出来事が今にも起こりそうなほどに、自分の中のファンタジーが走り出します。
この日の豆はマンデリン。
丁寧に淹れてくれたのが伝わってくる美味しさ。
僕は正直喫茶店だと思って15時頃に来たのです。
でも、本当は居酒屋で17時からの営業。
たまたま早く来ていた店主さんが入れてくれました。
レトロでアートな空間、蓄音機から流れるシャンソン、不思議な言葉を優しい口調で話す店主さん。
自分の中のファンタジーを全開にして表現すると、
まるでジブリの物語の主人公になったような気分に浸れます。
居酒屋とは言い難い、でも喫茶店とも違う。
「不思議なお店」と表現するのが、僕には一番しっくりきました。