板橋区立美術館で展覧会「焼絵 茶色の珍事」が2026年3月7日(土)~4月12日(日)に開催されます。

筆や絵具ではなく、熱した鉄の棒やコテで紙を焦がして描く焼絵が展示されます。
地図ではここ↓
板橋区赤塚5-34-27。
西高島平駅から歩いて15分ほど。
成増駅と高島平駅から路線バスで「区立美術館」下車すぐのところです。
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展示作品

江戸時代(18~19世紀)
彌記繪菴

江戸時代(18~19世紀)
個人蔵

江戸時代(18~19世紀)
彌記繪菴
「焼絵」とは、熱した鉄筆(てっぴつ)や鏝(こて)などを紙や絹などに押し当て、絵や文字を表現した作品です。
燃えやすい素材に火で絵が描けるとは信じがたいかもしれません。しかし、本展でご紹介する作品は、水墨画さながらに線描から点描、濃淡といった表現が巧みになされています。
以降の引用文は板橋区立美術館公式サイトより

「竹虎図」
江戸時代(19世紀)
彌記繪菴

江戸時代(18~19世紀)
彌記繪菴

中国・清時代(1919年)
村上コレクション
文献上では平安末~鎌倉時代頃に「焼絵」の記述が確認できますが、現存作例は江戸時代以降になります。
焼絵が当時も稀な技法だったことは、江戸後期の歌文集に 「いといと珍らかにこそ(非常に珍しいことである)」 〔村田春海『琴後集』「焼絵記」〕の一文があることからも、うかがい知ることができます。

朝鮮時代以降(20世紀)
個人蔵

朝鮮時代以降(20世紀)
彌記繪菴

安政3年(1856)
彌記繪菴
茶色を基調とした焼絵は、ぱっと見は華やかと言い難いものです。
しかし、味わうほどに滋味深く、心焦がれるような魅力を秘めています。

「伸びゆく生の形」
令和元年(2019)
作家蔵

「星―『心をケアする猫タロット占い』より―」
令和7年(2025)作家蔵
見れば見るほどどうやって描いているのか気になります。
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関連イベント

焼絵に関連した講演やワークショップも開催されます。
講演会「朝鮮通信使も見た日本の焼絵」
日時:3月8日(日) 14:00~15:30
講師:片山真理子氏(東京藝術大学美術学部附属古美術研究施設助教)
講演会「いといと珍らかなる焼絵の世界」
日時:3月20日(金・祝) 14:00~15:30
講師:植松有希(板橋区立美術館 学芸員)
美術講座「焼絵を知ろう・近くで見よう」 ※定員に達したため受付終了
日時:3月21日(土)14:00~16:00
講師:田部隆幸氏(焼絵(烙画)研究家)、植松有希(板橋区立美術館 学芸員)
講演会は参加無料、事前申し込みが必要です。
申し込み方法は公式サイトをご確認ください。
ワークショップ「電熱ペンで焼絵を描いてみよう」 ※定員に達したため受付終了
日時:3月14日(土)
午前の部:10:00~12:00/午後の部:14:00~16:00 (各回2時間)
講師:高梨真澄氏、加藤朱莉氏(日本ウッドバーニング協会事務局)
参加料:2,000円
対象年齢:小学3年生以上
学芸員によるスライドトーク
参加無料、定員60名、申込不要
開催日:3月28日(土)、4月4日(土)
時間:各回14:00から30分間程度
珍しい焼絵がじっくり鑑賞できる貴重な機会になりそうですね!
気になる人は公式サイトもチェックしてみてください。
| イベント名 | 焼絵 茶色の珍事 |
|---|---|
| 日にち | 2026年3月7日(土)~4月12日(日) |
| 時間 | 9:30~17:00 ※入館は16:30まで |
| 場所 | 板橋区立美術館 (板橋区赤塚5-34-27) |
| 料金 | [一般]900円 [大学生]600円 [高校生以下]無料 *65歳以上・障がい者割引あり(要証明書) |
| 休館日 | 月曜日(ただし月曜が祝日のときは直後の平日) |
| リンク |



