こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。
坂下にある町中華「栄楽」が2026年5月30日で閉店しました。

今回は閉店前に訪れた時の様子をご紹介します。
地図ではここ↓
板橋区坂下1-29-17。
※記事は下に続きます
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理由には「誠に勝手ながら、体力の限界を感じ」と書かれていました。
閉店が発表されたのは2026年3月。
その時から、地域のたくさんの方々からいたばしTIMESに情報が寄せられました。
実際に、僕もその頃にお店を訪れて、ご主人と奥さまにお話を聞いていたんですね。
でも、いたばしTIMESに載せると対応しきれなくなってしまうとのことで、相談して閉店後に記事にすることになりました。

閉店を惜しむお客さんが多く訪れていて、ランチ終わりギリギリに行っても行列ができていました。

強烈な忙しさでした。

知る人ぞ知るこのお店の大人気メニューは「カツライス」で、お客さんの半分以上がカツライスを注文していたように思えます。
カツライスはまだありますか?と尋ねると、奥さまが
「売るほどあります!」と。笑
忙しい時に撮影させていただく時には、いつもソワソワしてしまうのですが、そんなふうに笑わせてくれて、気づきました。
はちゃめちゃに忙しい状況なんですけど、ピリついた空気がないんですね。

ご主人はもう80超えているんです。
ご夫婦ともに、無駄のない流れるような動作と阿吽の呼吸。
次々と料理を作り、提供されていく姿に思わず感動を覚えました。


サクサクを超えてザクザクの食感。


これで最後かと思うと、寂しい気持ちと一緒に味わいました。

常連さんとの掛け合いも見ていてほっこりするのですが、
言葉少なに退店していくお客さんも、しっかりご夫婦の目を見て「ご馳走様でした」と伝えていました。
その様子に、お店へのリスペクトを感じます。
食べ終えて退店するお客さんには、奥さまが「行ってらっしゃい」と声をかけ、
「行ってきます!」と去っていくお客さん。
温かな空気が店内に満ちていました。

印象に残ったのは、
「こんなに毎日行列でさ、オレの店はこんなに親しまれてたんだなと思って毎日感謝だよ」
そう言ってニッコリ笑うご主人の言葉でした。
以前、YouTubeの撮影をした時は、コロナ禍だったんです。
その頃の思い出話もしてくれました。
「いたばしTIMESを見たってお客さんが遠くからも来てくれるんだよ、あんたには感謝してる」
そんな言葉を直接かけてもらって、震えるほど嬉しかったです。
去り際に前回同様、奥さまが「あなたまだ若いんだからがんばって!」と送り出してくれました。

長い間、おいしい料理をありがとうございました。
ご主人、奥さま、いつまでもお元気でいてください。
P.S.
音楽活動をしている読者さんが、栄楽の閉店に寄せて曲を作ったそうです。
お店への感謝とリスペクトが、軽やかなリズムに乗って紡がれているように感じました。
聴いていると、栄楽の物語のエンディングテーマのように思えました。
ご主人と奥さまにも届くといいなと思います。
※まるさん、しまむらさん、キハさん、さんこさん、ハナコさん、igiさん、NOCCIMANさん、かめパパさん、Johnさん、MASENさん、読者さま、情報提供ありがとうございました。



