東坂下の老舗「近江屋精肉店」(お弁当)が閉店へ。

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東坂下の老舗「近江屋精肉店(おうみや)」が閉店します。

昔ながらのお肉屋さん。
現在は、お弁当屋さんとして営業されています。

地図ではここ↓

板橋区東坂下1-20-5
志村三丁目駅、志村坂上駅、蓮根駅が近いです。

※記事は下に続きます

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お店に向かって左。
中山道(17号)のファミレス「華屋与兵衛」が見えています。
向かって右。
新河岸川方面に続きます。
外観からも歴史を感じます。
「手造り お弁当」のノボリも目印。
お弁当メニュー。
通常メニューに加えて、曜日ごとの日替わり弁当もあります。
営業時間は10:00〜13:30ですが、13時過ぎに行ったら全て売り切れていました。

お店の雰囲気、早々に売り切れてしまう格安のお弁当、それに情報を寄せてくれた読者さんたちからのメッセージ。

地域で愛されているお店ということが伝わってくる空気がありました。

ご主人にお話も聞けました。

創業は60年以上前。

現在のご主人は三代目。
お祖父様、お父様と継いでこられたそうです。

元々はお肉屋さんでしたが、お肉は卸だけになり、閉店が決まった今はお弁当販売のみで営業されています。

美味しくてボリュームたっぷりのお弁当には、地域のファンが多いみたい。

※記事は下に続きます

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お店のとなりは近江屋の作業場です。

当初の予定では2024年5月中に閉店する予定でしたが、少し伸びて6月になりそうとのこと。(閉店日は未定)

閉店理由は、ここいら一帯を解体するからなのだとか。

お弁当販売はとても人気なので、ご主人も残念そうでした。

この辺りは「坂下マーケット」という名前で、昭和の時代には商店が軒をつられていたそうです。
今は、近江屋以外のお店は閉店しています。
お弁当を食べるべく、近所の志村公園にやってきました。

晴れた平日のお昼過ぎ。
静かな時間が流れていました。

カレーの残りだったらあるから持っていくかい?と言って、ご主人から頂いたお弁当。

いただいたことの嬉しさはもちろんだけど、
下町風情を感じるそのやりとり、ご主人の心意気が嬉しかったです。

カレーライスと聞いたら思い描く、どろっとした日本のカレーです。
どこか懐かしさを感じる味わい。
お肉屋さんだからか、ゴロっと入ったお肉も最高で美味しかった!

きっと、閉店を惜しむ地域の方が多いと思います。

閉店まであと少し。
通常時でも売り切れてしまう人気のお弁当なので、閉店前はさらに混み合うと思います。

穏やかな気持ちで訪問してみてください。


※チッチさん、りょーさん、読者さま、情報提供ありがとうございました。

Store 店舗情報

店舗名 近江屋精肉店(おうみや)
住所 板橋区東坂下1-20-5
営業時間 10:00〜13:30
※売り切れ次第終了。
定休日 日曜・祝日
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。