【板橋区の肉工場】大山東町の「アダチヤ」に潜入してきた。

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突然ですが、板橋区内(だけじゃないけど)の街中でこの車をちょいちょい見かけません?

なぜか印象に残る「アダチヤ」の文字。
一見して何屋さんだかよくわからないですよね。

最近になって知ったんですが、「アダチヤ」って大山東町にある食肉卸の会社さんなのです。

なるほど。
だから飲食店の前に止まっているこの車を見かけることが多かったのか…!

地図ではここ↓

板橋区大山東町4-5です。
商店街から少し外れた静かなエリア。

会社にお邪魔してきました。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

アダチヤの足達さん。

創業されたのはご両親。
もともと豊島区で創業されたそうですが、板橋区のここに移ってから35年になるそうです。

アダチヤの具体的な業務内容は食肉の仕入れ・加工・配送

学校の給食や、みんながよく知っているであろう飲食店にお肉を納品しています。

特別に事務所に隣接している肉(加工)工場を案内していただきました。
がっつり大人の社会科見学です。
豚バラ肉、これで4〜5キロぐらい。
「ポセイドン」というマシーンであっという間によく見かける薄切り肉に。

こうしてカットされたお肉が飲食店に納品されていきます。

こちらは牛モモ肉。
”お掃除”と呼ばれるお肉の処理をされていました。

食べるには適さない脂身やスジ部分をカットしていく作業です。
(肉磨きなんて言い方もしますよね)

これはケバブ屋さんに納品するものらしい。

ラーメン屋さん用の豚のゲンコツ。

バンドソーというカッターで一瞬でカットされます。
面白いけど見てるだけでも怖い…!

中華料理店(有名なチェーン店らしい)に納品する豚バラ肉。

お店から要望された大きさ・規格になるように、定規を手元に置いて一つ一つ調整してカットしていきます。

機械でできない細やかな作業はこうやっているんですね。

お肉を挟み左右に往復運動をしているこちらの機械は…
豚ロースをカットする機械でした。
次々と飛び出してくる豚ロース。

レバーで微調整しながら、大きなお肉があっという間によく見る形に。

重さをきちんと量り、規格から外れてしまうものは挽き肉にしたりするそう。
ハンバーガー屋さん用のパティ。

機械だけだと穴があく場合があるので、こちらも手作業で穴埋めして整形してから箱詰めしていきます。

作業台の上にはたくさん袋が下がっています。

よく見ると、それぞれ種類が違くて、納品する形に合わせて取り分けているんですって。

マイナス18℃の冷凍庫内。
加工されたお肉などが収納されていました。
こちらは冷蔵庫。
温度管理をしっかり行い、先入れ先出しを徹底しているそうです。

板橋区にこんなお肉の工場があったんですね!

まさに大人の社会科見学。貴重な体験となりました。

ちなみにアダチヤでは、個人向けに小売も始めたそうです。

こんにちは。
アダチヤは食肉の卸業者です。
普段はホテルや飲食店様向けにお肉を販売しております。

コロナウィルスの影響でお肉の注文が激減しました。
そこで一般のお客様にもお肉を卸価格で販売することに致しました。

お陰様で大変反響を頂き、個人のお客様が毎日のようにお肉を買って下さいます。

個人が卸価格で買えるって素敵!

僕も買って、家族と食べました。
すごく美味しかったです!

お肉工場直売で買ってみたい方はアダチヤ公式ホームページで詳細をチェックしてみてください!
こちら

◇動画

動画でも撮影させていただきました。お肉がスパスパ切られていく様子が伝わると思います!

Store 店舗情報

店舗名 アダチヤ
住所 板橋区大山東町4-5
電話番号 03-3961-8000
営業時間 9:30〜15:00
定休日 水曜・日曜・祝日
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。