赤塚の郷土資料館で開館50周年記念特別展「接収刀剣ー板橋に集いし赤羽刀ー」が開催。2022年10月8日から

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赤塚にある板橋区立郷土資料館で、開館50周年記念特別展「接収刀剣ー板橋に集いし赤羽刀ー」が開催されます。

期間は2022年10月8日(土)~12月11日(日)。

(出典:以下画像は全て板橋区立郷土資料館公式サイト

地図ではここ↓

板橋区赤塚5-35-25。

近くはないですが、最寄りは西高島平駅。
区立美術館や東京大仏の近くです。

 太平洋戦争後の昭和20年(1945)、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)により膨大な刀剣類が接収されました。
接収された刀剣類は、東京都北区赤羽の米第八軍兵器補給廠に保管されていたことから「赤羽刀」と呼ばれるようになりました。

今回の展示では、当館を含めた各博物館へ譲渡された赤羽刀についてご紹介します。

板橋区立郷土資料館公式サイトより

※記事は下に続きます

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 赤羽刀とは

太平洋戦争後の昭和20年(1945)9月、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は、日本の武装解除の一環として全国の警察署に命じ、一般国民から美術的価値のない刀剣類を接収しました。接収した刀剣類の一部は、海洋投棄などにより処分されました。

 昭和22年(1947)、東京都北区赤羽の米第八軍兵器補給廠に保管されていた刀剣類のうち、美術的に価値のあるものを再調査し、旧所有者に返還してほしい旨の申し入れが日本側から連合国軍に対して行われ了解されました。連合国軍は、日本の刀剣審査委員会で選定された五千振を越す刀剣類について警察署を通じて旧所有者に返還することにし、返還までの間、保管場所を東京国立博物館と定め、同年12月に搬入しました。これらの事情から接収された刀剣類は「赤羽刀」と呼ばれることになりました。

 平成7年(1995)に「接収刀剣類の処理に関する法律」が成立、翌年施行され、官報に公示された接収刀剣について所有者が返還請求できるようになりました。平成9年(1997)、返還できなかった刀剣類は、国に帰属することになり、平成11年(1999)8月、公開・活用のため全国の公立博物館などへ譲渡することとなりました。当館にも18振の赤羽刀が譲渡されました。

板橋区立郷土資料館公式サイトより

いつも思うのですが無料ってすごいですね。

美術館や東京大仏も近いので散策するのもよさそうです。

イベント名 開館50周年記念特別展
「接収刀剣ー板橋に集いし赤羽刀ー」
日にち 2022年10月8日(土)~12月11日(日)
時間 9:30~17:00 (入館は16:30まで)
場所 板橋区立郷土資料館
2階企画・特別展示室
料金 無料
リンク

※読者さま、情報提供ありがとうございました!