板橋区で産前産後支援事業(産後ドゥーラ)が、2024年4月1日から始まりました。
産後ドゥーラという聞き慣れない言葉。
昨年に支援がはじまったベビーシッターとは違うのでしょうか。
産後ドゥーラとは
ドゥーラとは、妊娠・出産・子育てをする女性を地域社会で支える存在です。
一般社団法人ドゥーラ協会にて認定を受けた資格者で、産後のお母さんにかわって家事をするだけでなく、産前産後のお母さんや赤ちゃん、上のお子様の対応をするプロです。
従来のホームヘルプとは違い、家事からお子さまのお世話、お母さんの情緒面を含め、産後のお母さんに寄り添った対応ができることが特徴です。
産後の方のご自宅に伺いサービスを提供致します。
松ヶ丘助産院公式サイトより
ベビーシッターとは違い、家事もお願いできるんですね。
日常的な家事のみで、大掃除などは対象外みたい。
赤ちゃんだけでなく、上の子の対応、お母さんのフォローまでしてくれるなんて心強いです。
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妊娠中及び出産から6か月未満の方が対象です。
利用料は、1時間1300円。
上限は30時間。
(それ以降の支援はありませんが、料金を払えば利用できます)
利用の流れ
(1)利用登録申請を行います。
母子健康手帳の取得日以降に、利用登録申請を行います。(2)「利用決定通知書」及び「利用カード」が届きます。
申請後2週間ほど(3)専用サイトからサポートの依頼を行います。
板橋区公式サイトより
利用の際は、区の委託事業者である「松が丘助産院」のホームページから、希望する産後ドゥーラを選択し、サポートの依頼をしてください。
利用登録申請は、母子健康手帳の取得日以降に公式サイトから電子申請か、郵送で受け付けています。
産後ドゥーラを予約できるのは、申請から2週間後に利用カードが届いてから。
突然必要になることもあるので、早めに申請しておくといいかも。
詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
→こちら
それから、参考にさせていただいたサイトには、それぞれの思いが書かれていました。
なぜ産後ケアをおすすめするのか?
出産は赤ちゃんを産むという大変感動的な出来事ですが、同時にお母さんは約3キロの赤ちゃん、羊水、胎盤、血液を一度に体から出すため、お母さんの体は思った以上のダメージを受けています。
特に胎盤がはがれた後、子宮内の傷は外側からは見えません。その傷が治るのに約6週間から8週間かかるといわれています。
その為その時期は体の回復を図るために体を冷やさない(水仕事をしない)、目を酷使しないなど子宮を回復させるための注意が必要です。しかし昨今、産後の入院期間が短くなり、産後の体が回復しないままに退院し、赤ちゃんの抱き方もままならない中、孤独な子育てをしている方が多く見受けられます。
松ヶ丘助産院公式サイトより
出産で体がダメージを受けた後、寝不足になりながら赤ちゃんのお世話をしなければならないのは、本当に過酷です…。
つらい時や不安な時、誰かに助けてほしい時は、産後ドゥーラに頼ることも
頼ることができること、頼れる人が身近にいることは大切です。
一般社団法人ドゥーラ協会公式サイトより
産後ドゥーラは、優しさを持って受けとめ、
頼られる存在として産後の母親を見守り支えます。
たしかに、頼ることって大切。
制度を有効活用し、みんなが気持ちよくすごせるといいですね。
※ミキティさん、読者さま、情報提供ありがとうございました!