【創業86年】ときわ台の老舗和菓子店「御菓子司 泉屋」に行ってきた!

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ときわ台駅北口前にある、老舗和菓子店「御菓子司 泉屋(おんかしつかさ いずみや)」に行ってきました。

創業は今から86年前のなんと昭和14年(1939年)。

前野町に開業し、昭和24年(1949年)に今の場所へと移転。

受け継がれてきた技術と製法を守りながら、新しい和菓子作りも取り入れ、3代目が一人で作っているそう。

地図ではここ↓

板橋区常盤台1-2-2。

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お店に向かって右。

道路を挟んで目の前は、カフェ「デ・ラ・ナチュール」。
向かって左。
隣はマクドナルドのあるビル。
目の前は、ときわ台駅北口のロータリーです。
お店に入ると、所せましと和菓子が並んでいます!
入って左手側のショーケース。

上に乗っているのがバラ売り、ショーケース内は贈答向けの箱売り。

左から、笠間産の栗を使ったお菓子や、味が選べる石焼きパイ。

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「板橋のいっぴん」にも認定されている、ホイル焼きされたお菓子、みとうさん。
最中や水ようかんもありました。
お店中央のショーケース。

棚の上にはラムネやあんみつ、ゼリーなど、季節を感じるラインナップ。

ショーケースの中には生菓子がずらり。
大福、どら焼き、お饅頭、練り切りなど。

季節感を考えながら作っているという、上生菓子の練り切り。

ご主人が自然を感じているときにひらめき、和菓子に仕立てていくんだとか。

入って右手のショーケースには、お煎餅などの干菓子系。

お煎餅の詰め合わせは手土産に重宝しますよね!

事前にお願いすれば、一升餅やお赤飯も頼めるみたい。

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こちらは昭和30年ごろ、今から70年くらい前のときわ台駅前の写真。

この写真の頃からここにあるんですよね…。
歴史を感じます。

修業中のご主人の娘さんが和菓子で造った菊の花。

近くでまじまじと見ても花びらが繊細で、お菓子だとはわかりません…!

おすすめの和菓子を買ってきました!

奥から時計回りに

・ときわの栗 (300円)
・みとうさん (250円)
・ 上生菓子(菊香) (350円)
・塩バターどら焼き (280円)

ときわの栗を開封すると、王道の栗饅頭が登場。
手作りしているという栗の甘露煮がしっかり主張しながらも、しっとり生地と相まって上品な味。
菊の花を模している、練り切り。

見た目にも美しいです!

中には食用の菊の花がちらほらと。

モチモチのお餅部分と、中の白餡がいい感じ!

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板橋のいっぴん、みとうさん。

いくつかフレーバーがありましたが、紅茶をチョイス。

ホイル焼きになっていたので包みを開きます。

食べてみるとしっとりほろほろ、口の中でスッと溶けていくような、新感覚の和菓子。

しつこさがなく何個でも食べられそう。

最後は人気の塩バターどら焼き。

手で持つと結構ずっしりしてます。

中には北海道産小豆を使った自家製の粒あんが、これでもかとぎっしり。

塩バターのしょっぱさと、あんこの甘さがベストマッチ!

皮もしっとりふわふわで絶品で、これは人気なのがわかります。

初代店主さんと交流のあった虎屋(羊羹で有名なあのお店)の先代が造ってくれたという、貴重な看板。

お店のいたるところ、そして作られる上質な和菓子から、長い歴史の息吹を感じることができました。

伝統の味を守りつつ、新しい風も取り込むご主人のセンスにも脱帽です。

Store 店舗情報

店舗名

御菓子司 泉屋

住所

板橋区常盤台1-2-2

営業時間 8:00〜18:00
定休日

不定休

リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。