赤塚の郷土資料館で企画展「震災後100年 いたばしの現代化」が開催中。2023年12月10日まで

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赤塚の郷土資料館で企画展「震災後100年 いたばしの現代化ー関東大震災をきっかけに板橋はどう変わったのかー」が2023年12月10日(日)まで開催しています。

(出典:以下画像は全て板橋区立郷土資料館公式サイト

地図ではここ↓

板橋区赤塚5-35-25。

近くはないですが、最寄りは西高平駅。
区立美術館や東京大仏の近くです。

企画展「震災後100年 いたばしの現代化」開催!
期間は12/10(日)までです。

関東大震災により板橋はどう変わったいったのかを紹介します。
入館料無料・写真撮影一部可です。

板橋区立郷土資料館Twitterより

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

志村の工業地帯の写真。

令和5年(2023)9月、関東大震災の発生から100年となりました。

板橋区域の被害は比較的軽度でしたが、震災を機に地域の姿は大きく変わることになります。

その大きな要因のひとつは、震災復興の都市計画の中で志村地域が工業地域の甲種特別地区に指定されたことです。

それによって、田畑が広がっていた農業中心の地域に工場が建ち始めました。

 震災により板橋区域をはじめとする郊外へ人口が流出し、区内の人口は増え、新たな住宅が建てられました。

そうした急激な変化を受け入れることのできた背景には、志村地域を中心とした土地区画整理がありました。

関東大震災後、志村を中心に工場が建ち、家や人も増えていったのですね。

板橋区立中学校産業教育共同実習所のスクールバスの写真。

震災復興を機に板橋へ進出し、「工都板橋」を形成した工場の多くは、戦時中には軍需産業の担い手となります。

昭和20年(1945)の終戦後、それらの工場群は民需に転換し、戦後復興を支えてきました。

毎年クリスマスのイルミネーションで楽しませてくれるトプコン社製の双眼鏡。
エスビー通りにあるエスビー食品のお宝も並んでいるようです。

大正12年(1923〉の関東大震災の発生から、昭和20年の終戦と戦後復興まで、板橋区域における産業を軸とした街並みの変化、区画整理や人口増、住宅増をはじめとする都市化を、本展では「いたばしの現代化」という言葉で表してみました。

講演会などのイベントも開催されます。

企画展「いたばしの現代化」記念講演会

志村地区についての講演会。往復はがきでの事前申し込み制です。

学芸員によるギャラリートーク

こちらは予約不要ですが、先着15人まで。

「コレクション展 戦国を変えた火縄銃」も開催中です。

地元板橋の歴史にふれてみてはいかがでしょうか。

興味のある方は公式サイトもチェックしてみてください。
こちら

イベント名 震災後100年 いたばしの現代化
ー関東大震災をきっかけに板橋はどう変わったのかー
日にち 2023年9月30日(土)~12月10日(日)
時間 9:30~17:00 (入館は16:30まで)
場所 板橋区立郷土資料館2階(板橋区赤塚5-35-25)
料金 無料
「記念講演会」日時 2023年12月3日(日)
13:30~15:30
講演会申込み方法 往復はがき。
2023年11月22日(水)必着。
「学芸員によるギャラリートーク」日時 2023年10月14日(土)、11月25日(土)
15:00~15:30
申込み方法 当日受付。30分前まで。
(定員に達し次第終了)
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