【89歳の料理長】高島平駅の和食処「味たなか」に行ってきた。

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高島平駅の和食処「味たなか」に行ってきました!

高島平の老舗ですが、2022年10月10日にリニューアルされました。

地図ではここ↓

板橋区高島平7-3-12。

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向かって左側。すぐ左に曲がると高島平駅が近いです。
向かって右側。新しくオープンした「トヨタモビリティ」の裏側です。
店頭には「本日のおすすめ」が書かれた黒板があります。
今回はランチに伺いましたが、夜でも同じ価格・メニューで利用できます。
店内はリニューアルしたばかりでピカピカ。
昔ながらの和の感じがとても落ち着きます。
店内中央の囲炉裏が良い味出してる。
カウンター席。
グループで宴会もできるお部屋も。
いろいろなシーンで利用できそう。

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メニュー。
お酒のお伴に。
デザイン、料理にグッときますね。
天丼定食(1000円+税)

小皿もたくさん乗った和のど真ん中。
懐かしいような気もするし、一周回って新鮮にも感じます。

メインの天丼。
お吸い物。
ひじきに漬物。
茄子の煮浸し。
これにサラダもセットになっています。
大ぶりな海老天が2つ。

間違いのない美味しさでした!
お腹も心も満たされるとはこのこと。

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店主の田中さん親子。
創業者の田中正男さん(右)と二代目の田中利通さん(左)。

正男さんはなんと89歳で現役の料理長。
今も朝4時半には豊洲市場に向かい、厨房にほぼ毎日立ち続けています。

衝撃…。
89歳でそんなことができるものなんですね。

本当に安直な質問をしてしまったのですが、

「疲れないんですか…?」と尋ねたら、

「そういう身体の作りになっちゃってますから」と、こともなげに。


創業されたのは昭和35年(1960年)。
正男さんが27歳の時。板橋区蓮根で「田中鮨」という寿司屋を始めたそうです。

高島平に移転してきたのは昭和45年(1970年)。

それから、十条・市ヶ谷・東久留米に支店を出していましたが、コロナ禍になって、店舗を本店の高島平に集約したのだとか。

「市場で魚を直接見ないと気に入らないんです。魚を見て料理のイメージが湧いてくるから……職人バカなんです(笑)」と。

あと5年はやりたい、そんな風に快活にお話してくれました。

終始にこやかに、僕にまでずっと敬語で接してくれた田中さん。
温かいお人柄がじんわりと伝わってきました。

お正月の定番「幸運おせち重」も受付中でした!(2022年12月15日締切)


89歳で現役を貫く田中さん。
寒さの厳しい今朝も、市場で田中さんが魚を選んでいる光景を想像すると胸が震えます。


※じまさん、読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 味たなか
住所 板橋区高島平7-3-12
営業時間 11:00〜14:00、16:00〜20:00
定休日 なし
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。