赤塚の崖線を知っていますか?「ワクワクあかつかproject」で赤塚の景観を学んできた。

  • URLをコピーする
  • Xでシェアする
  • lineでシェアする
  • facebookでシェアする

赤塚植物園で2023年8月6日(日)に開催された「ワクワクあかつかproject」に行ってきました。

場所は赤塚植物園のウェルカムセンター。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

歴史のある神社やお寺が多く、昔ながらの風景や緑が多くが見られる赤塚。
赤塚氷川神社は500年以上の歴史があるんですね。

赤塚の歴史や地形が分かる展示がありました。

これは70年ほど前の航空写真。右上の田んぼが広がっているところは高島平です。
赤塚・高島平の辺りは、ほとんど田んぼ・畑だったようです。
今から40年ほど前の写真。
住宅街になり、新大宮バイパスや首都高などの整備が始まっています。
何枚ものパネルを等高線(同じ高さを結んだ線)で切って重ねて作られた立体地図の展示も。
(このプレートは、全て手作業で切ったとか)

写真では分かりにくいですが、起伏にとんだ地形であることが分かります。

クイズが出題されていました。みなさん正解分かりますか?

正解は、問1は3、問2は3、問3は1です。

全問正解し、地元の季節野菜1袋頂きました!
(不正解でももらえたようです)

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

崖線とは

1問目にも書かれている「崖線」とは、赤塚と高島平の間の、横に長く続いている山のことです。

地元の人でないと知らないと思いますが、赤塚から高島平へは山を越えなければ行かれません。

10万年ほど昔、この辺りは海に面しており、その時の波によって削られ、崖線ができたと考えられているそうです。

板橋区には坂がたくさんあると思っていましたが、海だった大昔のなごりだったんですね。

赤塚植物園内

ウェルカムセンターには、ウォーターサーバーのある学習室があります。

常駐の緑化教育指導員さんに案内していただきました。
先ほどのウェルカムセンターから奥へは坂や階段になっていて、赤塚植物園内は、起伏にとんだ地形です。
農業園との間の道の先は、くだりの階段と、さらに先に登り階段。

赤塚の凸凹地形

赤塚植物園の外に出てみると、東京大仏の方から板橋区立美術館、赤塚不動の滝方面へくだる階段。
その反対側、赤塚不動の滝から高島平方面にある長い階段。ここが「崖線」なんですね。

また、周囲が急坂で囲まれて、すり鉢のような地形になっています。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

赤塚氷川神社

赤塚溜池公園・郷土資料館から坂を登ると赤塚氷川神社があります。

成増方面から真っ直ぐに伸びる参道。このまわりは下り坂に囲まれている高台です。

左に見える小さな鳥居が富士塚(富士山を模して作られたもの)の入り口。

富士塚に登ると、富士山を登ったことと同じご利益があるとされています。

他の富士塚に比べると、緩やかな坂で、登りやすくなっていました。

先ほどの立体地図の一部。
写真真ん中の赤塚氷川神社、その奥に赤塚四丁目公園があります。
赤塚氷川神社から赤塚四丁目公園にも行ってみました。

写真真ん中あたりにあるのは傾斜を活かしたすべり台。
手前に、地形を活かした装飾がされていて面白いですね。

板橋区には、このような凸凹地形を活かした遊具などが沢山あります。
赤塚には、まだまだ気づいていない面白さがあるかもしれません。

10月には、まち歩き、11月と1月にも赤塚プロジェクトのイベントがあるそうです。

興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
こちら