ときわ台で水曜のみ開店する「ひだまり酵母パン」へ行ってきた。

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水曜のみに開店するという、ときわ台の「ひだまり酵母パン」へ行ってきました。

開店直後にお店へうかがいましたが、常に並んでいる方がいます。

聞こえてくる会話からすると、常連さんが多いという印象。

地図ではここ↓

板橋区常盤台2-11-10

ときわ台駅の北口を出て、常盤台駅西交差点を渡り、以前バーミヤンがあった場所を左に曲がって、道なりに徒歩5分ほど。

目立つような目印がないのですが、道なりにぐねぐねと歩いていきます。

※記事は下に続きます

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かわいい看板が出迎えてくれます。

基本的に水曜の10:30開店。

お休みや売り切れの情報などがX(旧Twitter)に載っているので、確認してから向かうのがよさそう。
1人ずつ玄関に入って購入するスタイル。

ご自宅で開いているお店なので、知り合いの家に遊びに行くような感覚です。
1人ずつの接客のため、待つ間の椅子も用意されています。
玄関を入るとすぐにカウンター。

置いてあるものは見本なので、商品名を言うと奥から出したものをかごに乗せてくれます。

その日によって異なる商品や、すぐに売り切れてしまうこともあるので、これでも種類が少ないとのことです。
食パンと甘いもののコーナー。

「こどもに美味しいものを食べさせたい」という気持ちから、こだわって作っているとのこと。
お惣菜パンのコーナー。

パンの中のクリームやカレー、お惣菜などもすべて手作りのため、週に1度の開店が限界だそうです。
クロワッサンは、この日はソーセージのみがありました。
支払いは現金のみです。

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左、山型食パン(300円)
中央上、直火焼きマフィン(180円)
中央下、ソーセージクロワッサン(220円)
右、クリームパン(180円)
まずはソーセージクロワッサンから。

パイにお肉が入っているのはよく見かけますが、クロワッサンは珍しいのでは、と手が伸びました。
ツヤツヤの生地はまさしくクロワッサン!

噛むとジュワッとバターとソーセージの肉汁が口の中に広がりますが、しつこさはありません。

手のひらサイズと小さめなので、お酒のおともにも合いそうです。
素朴な見た目のクリームパンは、もっちりとした生地に包まれています。
もちろんカスタードクリームも手作り!

卵がしっかりと感じられる、とろとろのクリームです。
甘すぎないので、毎日でも食べられそう。
ずっしりとしたマフィン。

横で半分に切ってリベイクして、チーズ・ハムやバター・はちみつなどを乗せて食べるのがおすすめと教えてもらいました。
上に乗せる具によっては、マフィン一つで一食になりそうなずっしり感。

私はベーコンチーズとバター・はちみつを乗せて食べてみましたが、どちらもパンがいいバランスを取ってくれました。

どんな具を乗せても楽しめそうな可能性を感じます。
山型食パン。

そのまま食べるともっちりしっとり。
焼くとカリカリなのにもっちりと、お好みの食感を楽しめます。
小麦の味がしっかりと感じられるので、そのまま食べても物足りなさは感じません。

ジャムやバターの定番の食べ方も、カリカリに焼いてオープンサンドやバゲットのように食べるのも美味しそうです。

パンを選んでいる間、店主の上西さんにお話を聞くことができました。

元々パンを作ることが好きでカフェへ卸していたけれど、買いに来てくれた人の顔が見えないことに物足りなさを感じていたそうです。

3.11の大地震を経験して「生きているうちにやりたいことをしないと!」と、すぐに自分の店の開店に向けて動き出したとのことでした。

とても話しやすい柔らかな雰囲気の上西さん。

パンだけではなく、上西さんと話をすることを楽しみにしている常連さんも多そうだと列に並んでいる間に感じました。

Store 店舗情報

店舗名 ひだまり酵母パン
住所 板橋区常盤台2-11-10
営業時間 水曜 10:30~売り切れまで
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。