上板橋の「ラーメン つるや」が二郎系をやめたのは2022年7月のこと。
一体どんな心境変化があったのか、店主さんに聞いてきました。
地図ではここ↓
板橋区常盤台4-30-2。
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単刀直入に理由を聞いてみると…
・自家製麺を使用しないと原価が高くなり過ぎてしまう。
(つるやは自家製麺ではありません)
・エアコンが1台しかないと、店内が熱くなり過ぎてしまう。
とのことでした。
原価。なんとなくそんな気はしていましたが、やっぱり二郎系は高原価なんですね。
たしかに、思い出してみれば二郎系のお店は自家製麺な場合が多い気がします。
では、実際に二郎系の時と何が違うかというと、大きな違いは「もやし」の有無。
言われてみればそうでしかないのですが、もやしが二郎系を象徴する食材。もやし凄いな。
もう一つのエアコン問題について。
お店の構造的にエアコンを増やせないそうです。
二郎系だと、大きな寸胴を常に火にかける必要があるらしく、それが店内を熱くさせ過ぎてしまうと。
エアコンが増やせいないのが理由と聞くと、少し拍子抜けするように感じてしまったのですが、これが深刻な話らしい。(特に夏はひどいそう)
もやし、恐るべし!
実際に、二郎系をやめた現在のラーメンをいただきました。
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野菜(もやし)が項目からなくなったんですね。
背景を知らないと、かなり珍しく感じると思います。
もやしがないと印象が変わりますね。
減ったというより、見慣れたラーメンのビジュアルになった印象。
濃厚な豚骨醤油にボリュームもしっかり。
二郎系を食べる時ほどの覚悟はなくても入れる気軽さ。
二郎系が大好きだった人は残念に思うかもしれませんが、今のスタイルが良いと思う人も多い気がします。
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罪悪感を感じてしまうほどに、悪魔的な美味しさがありました笑。
「二郎系をやめて、お客さんの変化はありましたか?」と尋ねたら、
「ありがたいことに、そのまま来てもらえてるお客様が多いです」と。
(ボリュームにこだわるお客さんはパッと消えたらしい)
他の二郎系ラーメン店のことを、こんな風にも言っていました。
「フツーにラーメン屋やるだけでも大変なのに、自家製麺も作るって体力・精神力がすごすぎる。普通じゃできない。リスペクトしています」と。
今回、少し繊細な話題でもあったのですが、店主さんから「ありのまま全て伝えてほしい」との言葉をいただきました。
なので、僕が聞いたことは全てシェアしました。
もやし恐るべし!!