【一代70年】本蓮沼の老舗製麺所「喜多星製麺」に行ってきた。

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こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。

本蓮沼の老舗製麺所「喜多星製麺(きたぼしせいめん)」に行ってきました。

中山道(17号)のお店の前を通るたびに気になっていたお店。

入店のきっかけは、いたばしTIMESのイベント。
板橋で食材を集めて作る板橋ラーメン企画。

喜多星製麺の麺を使ったラーメンを作りました。

地図ではここ↓

板橋区蓮沼町83-4。

※記事は下に続きます

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お店に向かって右。
本蓮沼駅に続きます。
向かって左。
隣は小豆沢交番。
志村坂上駅に続きます。
少し勇気を出してお店に入ると…

そこにはまるで時間が止まったかのような、昭和の空気がありました。

入口のブザーを押すと、奥さまかご主人が出てきて対応してくれます。

ご主人は85歳。
奥さまとお二人で製麺所を切り盛りされています。

黒板のメニュー。

業務用で近隣のお蕎麦屋さんなどに卸していますが、個人で1個からでも購入することができます。

個人で買えるのかなあ?なんて思ってる人も多いですよね。
(僕がそうでした)

年季の入った機械。

喜多星製麺のルーツは北海道。
ご主人のお祖父様が北海道の松前で漁師をされていたそうです。

お父様が北海道から東京に出てきて、玉川製麺に勤めていたことが製麺所誕生のきっかけになりました。

今のご主人が中学を出てすぐに、現在のこの場所で製麺所兼ラーメン店を開業。

多い時には1日で300杯のラーメンが売れたとか。
すごい時代だったんですね。

かなり前にラーメン店は閉業し、現在は製麺所としてのみ営業されています。

北海道の本家の屋号が「喜多一」。
その分家だからと”星”の字を選び「喜多星」と名付けたそうです。

※記事は下に続きます

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喜多星製麺は創業約70年。
それは今のご主人一代でのこと。

中学を出てから85歳まで。
自分には、途方もない歴史のように感じます…。

「実はね」と前置きし、

今年か来年でお店を閉めようと思っているんだ、と。

始まりがあれば終わりも必ず来る。
閉店するのは寂しいけど、長い間お店を継続されてきたご夫婦には尊敬の念しかわきません。(閉店の予定は未定です)

お店がなくなる前に、少し勇気を出してお店に入って本当によかった。

自宅用に買った生そば。
袋に詰める前に見せていただきました。
量りも昭和。

去り際、「いやー、あんたには何もかんも話しちゃったなー」と言って、快活に笑っていらっしゃったのが記憶に残りました。

恐る恐る入ったお店でしたが、とても優しかったです。

生そば200gを自宅で茹でてみました。

茹で時間は5〜6分。
そばつゆには少しだけ水を加えるんだよ、との言いつけをきっちり守りました笑。

美味しい!!

北海道からお孫さんが東京に来るときには、必ずこの蕎麦を500gも食べるんだそうです。

お蕎麦を食べながら、70年という年月の長さをぼんやりと考えてしまいます。

ご主人と奥さまがどうかいつまでもお元気でいることを願わずにはいられません。


個人のお客さまも歓迎のお店です。
老夫婦で静かに営業されているので、穏やかな気持ちで訪れてみてください。

Store 店舗情報

店舗名 喜多星製麺(きたぼしせいめん)
住所 板橋区蓮沼町83-4
営業時間 7:00〜19:00
定休日 日曜・祝日

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。