閉店発表した本蓮沼の名店「中仙酒場 串屋さぶろく」に行ってきた。

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こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。

個人的感情を入れずに記事を書くことは困難だと判断したため、最初に名前を名乗っておきます。

閉店を発表した本蓮沼の名店「中仙酒場 串屋さぶろく」に行ってきました。

最終営業日は2023年7月22日です。

地図ではここ↓

板橋区蓮沼町8-1。中山道(17号)沿い。

※記事は下に続きます

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お店に向かって左。
本蓮沼駅が近いです。
向かって右。
板橋本町に続きます。
2010年の開店以来、呑兵衛を魅了してやまない名酒場。
突然の閉店の発表に驚いています。

オーナーの長岡さんに連絡を取り、閉店前のお店の様子を撮影させていただきました。

お店は、閉店を惜しむお客さんであふれていました。
店名に「串屋」と冠するように、串焼きが絶品のお店。
二人以上で行くなら刺身盛りは押さえておきたい。
今は閉店した、同社運営の「神のからあげ」がメニューの中に生きていました。
ドリンクメニュー。
日本酒や焼酎も豊富にそろっています。

※記事は下に続きます

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今夜は、切ない気持ちと一緒にビールを飲み干しました。
「30秒以内に食べて」と渡されたレバーは、商売人の姿勢が伝わってくる美味しさ。
この日は自分に感傷的なフィルターがかかっていました。
でも、それを差し引いても、この日のさぶろくほど旨い串を僕は知りません。

(レバー、ねぎま、つくねの人気TOP3はいった方がいいです)

一人だったから注文できなかった刺身盛りを隣のお客さんが撮らせてくれた笑。(なんなら少しいただきました)
オーナーの長岡さん。

長岡さんとは、いたばしTIMESを始めた初期から何かと関わりがありました。

新店舗の取材や、いたばしTIMESオフ会としてお寿司教室を開催してもらったり、長岡さんのコラムを掲載したこともありました。

年齢が近く(僕の一つ上だったかな)、YouTubeのコメントで顔が似てると軽く話題になったこともあり笑、タイプは全然違うけど何か近しいものを感じていました。

閉店を記事にするにあたり、「なんでも思ったことを書いていい」と言われたので、思ったように書いてみたいと思います。

長岡さんは、
お祭り男で、人情にもろくて、お調子乗りで、猪突猛進で、男はつらいよで、向こうみずで、根っからの商売人で、正直で、真剣で。

盛大に転んでは、傷つきながらも底抜けに明るく突っ走っていく姿に、僕は少なからず刺激を受け、勇気をもらっていました。

願わくば板橋で、中山道で、復活を遂げる中仙酒場を見てみたい。
でも場所はどこでもいい、長岡さんの挑戦の続きに注目しています。
(予定はまったく立っていないそうです)

閉店の理由は、建物の老朽化によるもの。
建て替えが行われますが、同じ場所に戻ってくることは難しいそうです。

僕にはその是非はわかりません。

ただ、この宿場町を模した酒場の灯が消えることに寂しさを覚えます。

閉店まであと少し。
すでに予約困難店となっていますが、平日は狙い目かもしれません!


※ゆきちゃん、まるもさん、TKHRさん、パンパスさん、あんまささん、読者さま、情報提供ありがとうございました。

Store 店舗情報

店舗名 中仙酒場 串屋さぶろく
住所 板橋区蓮沼町8-1
営業時間 17:00~23:30
定休日 日曜
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。