【二郎系→普通→二郎系】上板橋の「ラーメン つるや」が再び二郎系に戻った理由とは?

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もともと二郎系だった上板橋の「ラーメンつるや」が、二郎系をやめたのは1年ほど前のことでした。

読者さんから「つるやが二郎系に戻ったらしい」との情報が寄せられて、ひっくり返りそうになりました笑。

一体どんな事情で二郎系に戻ったのか、店主さんにお話を聞いてきました。

地図ではここ↓

板橋区常盤台4-30-2。

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お店に向かって右。
上板橋駅北口方面に続きます。
向かって左。
富士見街道方面に続きます。
店内はカウンター席が一列に並んでいます。
現在のラーメンメニューは4種類。
・ラーメン
・つる家
・旨辛まぜそば
・つけめん
今までのノーマルサイズだったラーメンが「つる家」になり、「ラーメン」は二郎系ラーメンになったそうです。

二郎系が加わってスライドした形ですね。

豚増しもできます。
ライスやチャーシュー丼も。
トッピング各種とドリンク。
無料トッピング(コール)には「アブラ」「ニンニク」だけですが、その上にテープで「野菜増し」と書かれているのでお見逃しなく。

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ラーメン(900円)

たしかに二郎系に戻ってました!

背徳感のある脂。
豚肉は豪快な厚切り。
スープは濃厚な豚骨醤油。
店主さんによると、以前よりもスープにコストをかけて濃厚にしたそうです。
麺はつるんとした平打ち麺。

二郎系でよく見かけるゴワゴワ麺とは違うのがつるやの特徴。

がっつりラーメンでお腹いっぱいになりました。

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簡単な振り返りですが、二郎系からノーマルラーメンのお店に戻った理由は大きく2つでした。

・自家製麺を使用しないと原価が高くなり過ぎてしまう。
(つるやは自家製麺ではありません)

・エアコンが1台しかないと、店内が熱くなり過ぎてしまう。

原価はわかりやすいですよね。

エアコン問題は意外と深刻で、専門業者に何社かみてもらっても解決できなかったと。

改めて、店主さんに二郎系に戻った理由を聞いてみました。

背景として、近所に二郎系ラーメン店がオープンしたこと。
売上に影響があったらしいです。

それに、二郎系ラーメンは限定で時々提供していたそうです。

二郎系復活を望む、お客さんからの熱い声が多かったとか。

でも、エアコン問題はどうやってクリアしたんですか?と尋ねたら、、、

「冬なんで」と。

あ…

では、原価問題はどうやって解決したのか聞いてみたら、、、

「価格を750円→900円に変えました」

あ、あー…

なるほど、その手がありましたね!

2つともシンプルな回答すぎて、質問した自分が恥ずかしくなりました。

でも、冬場でも店内は30度を超えてしまうそうで、夏はやらないことも含めて検討しているそうです。

単価を上げるのは心配だったそうですが、二郎系ファンの方々が戻ってきてくれたらしく、売上も回復したとか。

面白いのは、二郎系復活で喜んでくれた人は多くても、実際に二郎系の注文ばかりになったかというと、そうでもないみたい。

繊細な話題でもありますが、今回も店主さんから「なんでも書いてOK」の言葉をいただきました。

なので、僕が聞いたことは記事の中で全部シェアしました。

前回の記事でも書いたのですが、普通のラーメンと二郎系との違いってほぼ「もやし」なんですね。(つるやでは)

麺の量も同じ。
スープも同じ。

もやしの多さで室内の温度が急激に上昇し、売上への影響も大きい。

改めて思いました。

もやし恐るべし!!!

Store 店舗情報

店舗名 ラーメン つるや
住所 板橋区常盤台4-30-2
営業時間 11:00〜14:30L.O.
18:00〜20:00L.O.
定休日 月曜、日曜夜
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※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。