中板橋のパン屋「ブロート・ヴァルム」に行ってきた。

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中板橋の住宅街にあるパン屋さん「ブロート・ヴァルム」に行ってきました。

パンを選んでいる間にも、近所の方がひっきりなしに買いにきます。

常連さんはパンを選ぶこともなく、すぐにお目当てのパンを手にして帰っていきます。

店頭の販売だけではなく、近隣の高校に卸していたりと、暮らしに溶け込んでいる様子。

地図ではここ↓

板橋区弥生町17-3

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お店に向かって右。
道なりに川越街道へ続く道です。
向かって左。
少し先を右に曲がれば中板橋駅南口に続きます。
パンは店頭で売られていました。

価格ごとに箱に入れられているので、値段がわかりやすいです。
こちらは150円のゾーン。

人気のパンを聞いたところ、カレーパン、クリームパンとのこと。
小さめの惣菜パンや甘いパンが並んでいます。
こちらもすべて150円。
種類がたくさんあるので、どれを買おうかと、迷う楽しみが味わえます。
食パンは180円。
6枚切りと8枚切りがありました。

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ドアを挟んで反対側には、大きめのパンが並んでいます。
こちらは280円のゾーン。食べ応えのある惣菜パンが並んでいます。

焼きそばパン、ウインナーパンなど、こちらも種類が豊富です。

中身を尋ねると、気さくに教えてもらえます。
こちらは200円のゾーン。
くるみパンも人気商品だそうです。
お店を始めた当初は、上のトレーに並んでいるようなハードなパンやデニッシュなどを作っていたそうです。

近所の方の要望により、今は柔らかいパンの方が多くなったとのこと。
お店の前には、弥生小学校の生徒が描いたポスターや、小柳ルミ子さんが名付けたパンの紹介が貼ってあります。

小柳ルミ子さんのブログにも、お店を訪れた時の様子が書かれていました。
以前は店内での飲食も行っていたそうですが、人手不足もあり、現在は店頭での販売のみとのこと。

店内にはその頃の名残りがありました。
美味しそうなメニューで、今はやっていないことが残念。

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買ってきたのはこちら。
左上、くるみパン(200円)
左下、クリームチーズパン(150円)
右上、フレンチトースト(150円)
右下、たまごパン(280円)
まずは、人気のくるみパン。
全面にごろっとくるみが入っているのが見えます。
ほんのりと甘い生地は、もっちりとしています。

くるみは一粒一粒が大きくて、カリッとした食感がよいアクセント!
クリームチーズパンは、切ってみたときに驚きが広がりました。
中には鮮やかなブルーベリージャムが!

さっぱりとした後口で、ワインなどのお酒のおともにも合いそうです。
たまごパンは、具材がどっしりと詰まっていました。
程よい塩気のプリっとしたたまごペーストを、甘みのあるコッペパンが包み込んでいます。

思わず頬張って食べたくなる抜群なバランスで、大きな口であっという間に食べ終えてしまいました。
フレンチトーストは、とてもシンプルな見た目。
流行りのトロッとしたフレンチトーストではなく、優しい甘さを感じます。

これがおやつに出てきたら嬉しいなあと思いつつ、ペロリといただきました。
店頭でパンを見ていると、すぐにドアを開けてトレーを差し出してくれる優しい店主さんは、あちこちで修業をしてきたそうです。

思わず「こんなに安くて大丈夫ですか?」と聞いてしまいましたが、「高校に卸したりしてるから、なんとかねぇ」と、笑顔で答えてくれました。
店名の由来を聞くと「ドイツ語でBROTがパン、WARMが温かい」というのだそうです。

「温かい」という言葉は、パンだけではなく、店主さんの笑顔にも表れていました。

Store 店舗情報

店舗名 ブロート・ヴァルム
住所 板橋区弥生町17-3
営業時間 6:00~14:00
定休日 日曜
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。