その道約50年のプロ!ときわ台のコーヒー専門店「キャリオカ珈琲」に行ってきた。

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その道約50年の珈琲のプロが店主さんの、ときわ台にあるコーヒー専門店「キャリオカ珈琲」に行ってきました。

キャリオカ珈琲は今年で創業26年目。
店主さんはその前に23年間、別のコーヒー店で働いていたそうです。

26年間、雨の日も雪の日も、毎日いらっしゃる常連さんもいるとか。

お店に向かう途中の道から、もうコーヒーのいい香りがしてきました。

地図ではここ↓

板橋区常盤台2-29-16。

※記事は下に続きます

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むかって左。

このまままっすぐ進み続けると、ときわ台の北口方面へ。

むかって右。

まっすぐ30秒ほどで富士見街道とぶつかります。

三徳ときわ台店が近いです。

入口には、店内で飲めるコーヒーを一部紹介する看板。
テイクアウトもできるみたい。
店内では、土曜日を除き、喫煙もできるんですね。

創業時から続けているというセールのお知らせも。
5がつく日はコーヒー豆がなんと30%OFFになるそう。

大盛況になるため、セール日のイートインはお休み。
店内に入るとコーヒーのいい香り。
入口すぐの棚には、ずらりとコーヒー豆が並んでいます。

その数、18種類。

店主さんいわく、これくらいの数があれば、だいたい人それぞれの好みにあった豆を見つけることができるそう。

(単品で見つからない場合は、ブレンドもしてくれるとのこと!)

一つだけ限定商品と書いてある豆が。

アグアカリエンテは、いつ入ってこなくなるかわからないほど少量しか日本に来ない豆のため、「限定商品」としているのだそう。

日本で買えるお店は珍しいみたい。

ふと棚の下を見ると、おしゃれでかわいい袋が並んでる!

インテリアかと思いきや、コーヒー豆が入って各国から届く袋だそう。

1番右はクレオパトラという豆の袋だそうで、確かによく見るとクレオパトラらしきイラストがありますね。

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中に入っていた焙煎前の豆を見せてくれました。

はじめは、こんな色をしているんですね!

向かい側の棚には、フィルターやサーバーも販売されていました。
店内中央にはコーヒーカウンターとレジ。
お会計は現金のみ。

ここで店主さんがコーヒーを淹れてくれます。

レジ横には、自宅でアイスコーヒーが簡単に作れるコーヒのパックも。

アイスコーヒーに合うオリジナルのブレンドだそうです。

麦茶などのパックと同じ要領で簡単に美味しいアイスコーヒーが作れるのは嬉しいですね。

作った日と、その翌日ではコーヒーの味が変わる(だんだんと濃く深くなる)ので、2度楽しめるそう。

一度にたくさんの豆を挽ける業務用ミル。
喫茶店やレストランへの卸もしているとか。

買った豆を挽く時は、サイフォンやドリップなど、買った人の淹れ方に合わせてくれるそう。

最近はミルを持っていて、豆のまま買っていく方も多いと話していました。

コーヒー好きさんが多く買いに来ている証拠ですね。

カウンターには、なにやらあまり見かけない機械。

少量でもコーヒー豆を焙煎できる機械だそう。

新しい品種の豆などを扱う際は、こちらでその豆の美味しい焙煎具合を試しているんだとか。

店内奥には大型の焙煎機。

ぴったりの焙煎時間が見つかっている豆たちは、こちらで一気に焙煎されます。

1回で2-5キロくらい焙煎できるそう。

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ちょうど豆を焙煎していたので、見せてもらいました。

焙煎機は、この時なんと217度。
かなりの高温で焙煎するんですね。

焙煎の温度や時間は、その豆の品種ごとに異なるのはもちろん、その日の天候や気温などでも変えるという職人技。

最良のタイミングを店主さんが見極めて、焙煎が完了した豆。

くるくると中央の棒がまわり、豆が撹拌されて粗熱が取られていきます。

特別に焙煎ほやほや(?)の豆を見せてくださいました。

焙煎したての豆はコーヒーの香りは しないんだよ!と教えてくださり半信半疑で香ってみると・・・本当に香りがない!

びっくりしました!

コーヒー豆は焙煎してから2-3日後から香りが出始めて飲み頃になるそう。

店主さんの目視と手作業(ハンドピックと言うそうです)で、はじかれたコーヒー豆。

はじいている豆は香りが悪く、違う香りが混じってしまうそう。

ここでも職人技が光ります。

粗熱が取れ、焙煎が完了した豆が缶へと移されていきました。
イートインスペースはリフォームされたばかりでとても綺麗。
ほっと落ち着ける素敵な空間です。

テーブルの上には灰皿も。

左側一面は大きな窓になっていて、朝は心地良い陽の光が入り込んでいました。
一席だけ、禁煙席も。

イートインスペースに入る手前にあり、ガラス越しに焙煎機も見られる特等席。

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ブレンドコーヒーのメニュー。
その名の通り、複数の豆がブレンドされたもの。

それぞれの特徴がわかりやすく書いてあります。

一番下のアイスコーヒー以外は全てホット。

こちらは1種類の豆だけを使った、ストレートコーヒーのメニュー。

イートインのコーヒーは、気軽に飲んで好みの豆を見つけられるよう、利益度外視で価格を抑えているそう。

アイスコーヒー(250円)

暑かったのでアイスコーヒーをいただきました。

香味と苦味が効いていると説明書きにあった通り、酸味は なく濃いめでしっかりとコーヒーのコク深い味を感じます。

専門店の本格派コーヒーがこのお値段で本当にいいのでしょうか・・・!

ホットは店主さんがカウンターで淹れてくれます。

同じ豆でも淹れ方によって味が変わるそうで、お客さんが酸味が好きか苦味が好きかで変えているんだとか。

お湯をドバッと入れてサッと抽出すると酸味が強めに、ゆっくりと少しずつ抽出すると苦味が強くなるんだそう。

豆は100g単位で量り売り。

私のようなコーヒー初心者でも、好みの味を相談すればこの道50年のプロが豆を一緒に選んでくれるので安心!

遠方の方には、電話などで頼めば発送での対応もしてくれるそう。

引っ越してしまってなかなか来られない常連さんのために始めたんだとか。

店主さんと話すのもまた目的の一つなのかなと感じる常連さんが次々に来店。

コーヒー好きさんはもちろんですが、興味はあるけどなんとなく一歩を踏み出せない方も、気さくで知識豊富な店主さんと話せばきっとコーヒーの世界が広がります。

土曜日には、一晩手塩にかけられた杯数限定のカフェオレもあるそうなので、ブラックコーヒーが苦手な方は土曜日に行くのもオススメです!

※蒼さん、読者さま、情報提供ありがとうございました!

Store 店舗情報

店舗名 キャリオカ珈琲
住所 板橋区常盤台2-29-16
営業時間 月・火・水・木・金・土
10:00〜18:00
定休日 日曜 / 祝日
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。