こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。
いたばしTIMESの動画企画「店主のルーティン」。
今回は大山金井町の老舗の喫茶店「ピノキオ」で、名物の極厚ホットケーキが焼き上がるまでの様子を撮影させていただきました!
動画はこちら↓
名物のホットケーキは、板橋のみならず、全国から食べに訪れる人が絶えません。
とても人気のお店なので食べたことがある人も多いと思います。
でも、どんな風に出来上がるかを最初から見たことある人は少ないのではないでしょうか。
テレビなどの取材は基本お断りのお店ですが、その場にいた常連さんがいたばしTIMESを推薦してくれたので撮影させていただけることに。
地図ではここ↓
板橋区大山金井町16-8です。
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このゲーム機、ブラウン管テレビが上に向けて設置してあるんですって。
だからこんなに大きいんですね!
お店をオープンさせたのは昭和49年(1974年)。
塩谷さんが27歳の時。
極厚ホットケーキを始めたのは、家で作れないものを作ろうと思ったのが最初のきっかけだったそうです。
特に根拠はなく、響きがよくて覚えやすいから。
特別ピノキオに愛着があったわけではないそうです笑。
注文が入って焼き上がるまで15〜20分くらいかかります。
型みたいなものを使ってるのかなとか思ってたんですけど、何も使っていないんですね。
休日には9割のお客さんが注文するという名物のホットケーキですが、最初から今の形にできたわけではない、と。
(当初はいわゆる普通のホットケーキだったらしい)
改良を重ねて、ようやくここまでできるようになったのだとか。
銅板で焼ける数にも限りがあるので、混雑時には注文してから1時間以上待つことも珍しくないそうです。
(料理を注文する時に一緒にオーダーしておいた方がよいと思います)
牛乳や卵をシェイカーに入れて振っていきます。
ミルクセーキってこうやって作るんですね。
牛乳に玉子のコク、それにバニラアイスが加わってすごく美味しい!
あまり飲んだことはないのに、懐かしさを感じます。
まるで絵本やアニメから飛び出してきたかのようなビジュアル。
まるで昭和にタイムスリップしたような気分。
流行りのふわふわパンケーキもよいけれど、これは時代が移っても愛される味。
子供の頃の憧れが目の前にあります。最高…!
これだけ人気のホットケーキですが、塩谷さんにとってはまだ完成形ではないそうです。
(どれが完成形かもわかっていない、と)
「こんなに手間をかけないでホットケーキを作るやり方はあると思う。
でも、そのおかげでたくさんのお客さんが来てくれるから」
そんな言葉が印象的でした。
いたばしTIMESの活動のことも興味深く聞いていただき、帰り際、
「諦めたらそこで終わり。継続は力だ、がんばれ」
そんな風に声をかけていただきました。
(スラムダンクを思い出しました)
塩谷さんにはぶっきらぼうな優しさが溢れていて、思わずジーンときてしまいます。
板橋の誇るべき名店。
時間と気持ちにゆとりを持って、ぜひ体験してみてください!
◇動画
この動画は撮影している時から貴重映像になるのではと思ってドキドキしていました。自分にとっても忘れられない記録となりました。
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